世の中にもの申す 25 |
黒幕
新聞では商工ローンで日栄が、恐喝まがいの取り立てをしたと騒がれていますし、警察も捜査して逮捕者も出ているようです。 銀行はリスクが大きいと判断し、資金の貸出をしない中小企業に商工ローン会社は貸し出してそれでも儲けを得ているのは何故でしょう。保証人にまでヤクザまがいの取り立てをし、きっちり資金を回収しているからです。 銀行との差は、取り立ての仕方とバカ高い金利ですが、その商工ローン会社に融資しているのは銀行でした。結局の話、銀行のお金は直接ではなくとも商工ローン会社を経由して中小企業に流れているわけです。 銀行は非合法の取り立てをするわけにはいかないので、それを平気でする商工ローン会社に融資をする。貸したお金がどう使われるか知っていても観て見ぬ振りをして、回収しやすい方にお金をだす。 国は税金を銀行に注入した目的は、中小企業の資金繰りのために貸し渋りをなくするためだったのですが、銀行はリスクが大きいとして本来の目的を無視して、リスクが小さい取り立て屋に融資していました。マスコミが商工ローン会社を問題にしてうるさくなると、さーっと手を引くやり方には呆れます。 商工ローン会社は、銀行の手先にすぎないのではないでしょうか ? 金のためなら何でもやる銀行。また、金(税金)は出すがその使い道には口を出さないという、全く最高のスポンサーである国。 本当に悪いヤツは、誰なんでしょう ? 商工ローン会社は、尻尾の切り捨てでなくなっていき、ホントの悪者はぬくぬくと温かい正月を迎えるのでしょうね。 ゆ・ゆるせん !!! |
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