世の中にもの申す 5 index

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以前「世の中にもの申す」の2ページ目に書いた、「トーヨー○ッチン」について  -その後-
問題になったのは・・・
流し台のシンクにはシャワー水栓と普通の水栓の2種類が付いています。流し台の中で、それぞれの水栓の「水」と「湯」の配管が接続されています。その接続方法は、金属のコネクタでパチンとワンタッチで留められるようになっているのですが、なんと、シャワー水栓と普通の水栓で、そのパッキンの形が違うのです。それを設備施工者が間違えて反対に付けてしまった・・・で、その接続箇所がはずれて
水が噴き出してしまい、お客さんが旅行中だったので、家中水浸し・・・という事故があったのですが、その対応については前に書きました。
「そのコネクタは当然共通の形にするべきではないか」という、私の疑問には「それは、こちらの会社の都合ですから・・・」とにべもない返答など、対応が自分の会社主体だったので、「トーヨー○ッチン」の製品はこれから使うつもりはないのですが、いま現場が進んでいる物件は、発注されてしまっているので、仕方なくそのメーカーの物が納品されました。
ところが、納品されたそのコネクタ部分を見てびっくり、形が変わって両方共通になっていました。

その物件の事故では、「私たちに責任は一切ない」と、うそぶきながら、裏でこそこそと形を変えるというのは如何なものでしょうか?
「その事故を教訓に、改良しました」の一言もなく・・・あっ、そうか、あまりにもそういう事故が多かったのかもしれない。だからいちいち連絡なんかしてられないよね・・・ということは、私達だけではなかったということか、そういう応対されたのは・・・

事故の顛末を「トーヨー○ッチン本社」にメール(匿名メールではない)したのですが、無視して、なしのつぶてだったくせに・・・

自動車などの世界では、リコール制度があって、不具合を報告してメーカー責任に置いて、回収修理しています。
建築の世界では、そういう法整備がされていないために、お客さんが泣くことが多いのは「欠陥住宅」で証明済みです。

お客さん主体ではなく、自社主体のメーカーに 怒怒怒!!!


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