1/35ドイツパンサーG制作手順

7.スイッチの作成



2チャンネルで前進・後進、左右旋回、大砲音、機関銃音を制御するスイッチの配線図。

前進・後進スイッチが中立(停止状態)の時は、左右旋回用スイッチが音のスイッチになります。

音の回路NT−3の組み立てに関してはNT−3付属の説明書を参照して下さい。

スイッチ・NT−3・モーターとの接続部分は本当はすべでコネクターを付けて、簡単に取り外せるようにしたいのですが、パンサーの内部が狭く、配線はコネクターを使わず直結にしました。


上のスイッチのパーツです。
パーツのうちレバーと四角の基板はベーク版を切って使います。
レバーのような複雑なかたちの切断には電動いとのこを使うと便利です。

接点の部分は薄い銅板をはさみで切って作ります。
銅板は切った後ハンマーで軽くたたいて平らにしておきます。
接点の部品で「A」と「B」は基板の裏側でつながっている部品です。


スイッチの組みたて順

スイッチの型紙をベーク版に張り付けカットします。

カットしたスイッチを型紙の上からカッターで穴あけ位置や接点の位置に印を付け、型紙をはがします。

接点用の銅板をカットします。
スイッチにネジ止め用の穴をあけます。


スイッチに銅板を細く切ったものを巻き付け、ハンダ付けします。

基板に付ける接点の銅板には、あらかじめ配線用コードをはんだ付けしておきます。


基板に接点の銅板を瞬間接着剤で貼り付けます。
接点の表面を磨き、接点グリスを塗ります。

ビス止めにはスプリングワッシャーを入れて、ネジ止め剤を使いはずれにくくします。

音の回路NT−3(コンバットサウンド)はほとんどキットの通り作成しますが、大砲音と機関銃の音を切りかえるジャンパースイッチは使わず、自作スイッチで切り替えるためリード線をハンダ付けします。
(オレンジ色のコード)

電源やスイッチにもリード線をハンダ付けしておきます。

自作スイッチとの接続はキット取り付けた後で行うので、この時点では接続しません。






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