エモさんの写真帳

子供達の学習環境は

有一天、在学校…


 中国での教育制度は、日本とほぼ同じ。6年間の小学、3年間の初級中学でここまでが義務教育。 高級中学の3年間は日本の高等学校にあたり、そして大学である。淮安市で2つの小学校、運東小学 校と 新安小学校 、そして 南京大学 のキャンパスを見学する機会を得たので、紹介します。



運東小学校編(淮安市)

 児童生徒300人余、先生18人の小さな小学校、近く統合され、1,000人規模の学校になる。 会議室に保管している紙は教材の印刷用で、他の学校の分も準備されている。年間30t使う。 会議室にはマルクス、周恩来、ケ小平の肖像画が貼ってある。授業中の挙手は肘を机についたまま、 手先を上に伸ばすのである。



  
校 門            校 舎


  
校長室                   .
週間行事予定…7番に日本人の友人(我々)が訪問することも入っている


  
   職員室         会議室…マルクスの肖像画も


  
教室の様子


  
教 室            会議室の紙



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新安小学校編(淮安市)

 3,000人の児童生徒に130人の先生というマンモス校。1クラス70人の超過密状態で 校庭を掘り返して校舎の増築中。高級教師(大卒)が80%に達し、人気のある重点校。 かなり遠くからも通ってきているが、昼休みが長く、生徒も先生も自宅へ帰って食事をとり (多分昼寝もして)、また登校する。 幼稚園部も併設されており、入園には簡単な試験がある。
 毎週月曜日は朝礼で、最初に、国旗掲揚と国歌斉唱があり日本とは大違い。



  
校  門          校  舎



鮮やかな色彩の学校本部


  
赤いネッカチーフは少年先鋒隊の印


国旗掲揚、上級生の子供達は頭の上に腕を上げる隊礼をします。



幼稚園部の建物               


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南京大学

 大学は基本的には全寮制。進学率が1%と低い中国のこと、学生の勉強熱心なのは、日本とは 大違い。休日にはうるさい寄宿舎を避け、静かな環境を求めて学校の図書館や教室で勉強する姿 が多く見うけられるとか。
 学生食堂では、プリペイドカードが採用されており、我々の時代の学食とは様変わりを痛感。



  
校  門           大学本部


  
男子寮           女子寮


  
カードの読取り機がある食品売り場  やはり足は自転車だ 



列車内で知り合った南京大学生、屠正君(左端)と蘇州大学生(左から2人目) 



列車内で知り合った南京大学生、屠正君(右)は寮に入っている
が、毎週休みには常州市の自宅へ帰るということであった。