ドイツ3号戦車L型

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自作ギアボックス&旋回装置
ギアはタミヤの工作シリーズNo.30リモコンギアをばらして組み込みました。
モーターはモデルクラフトの455サーボから取り出して使用しました。
モデルカステンの連結キャタで動かすので、トルクの小さい小型モーターを使用しました。(軽戦車に使用した444サーボより一回り大きく、トルクは1.7倍)

小型のモーターを使うと、モーターとモーターの間にサーボが積めるので、サーボを使ってバネでギアを押さえて回転を落とす方法で旋回させて見ました。
モーターのパワーが思ったより強く、バネで押さえるだけでは完全に停止しなかったので、ある程度押さえたらモーターの電源を止めるスイッチをサーボホーンに取り付けました。(以前M5A1で使用したスイッチと同じ構造です。)

モデルカステンの連結キャタピラ
モデルカステンの連結キャタピラ「SK−17」と3号用のホイールを使用しました。
キャタピラは最初に塗装しておき、0.4mmの穴を開けます。
穴は貫通できれば好いのですが、さすがにまっすぐ開けるのは難しく、左右から5mmほど開けています。

0.4mmのピアノ線で連結しました。
もともと空いていた穴がちょうど0.4mmだったので、同じサイズのピアノ線を使用しましたが、これではコマとコマの間に遊びがなく、製作後にホイールの歯の間隔と合わずにホイールの歯を削りなおさなければならなくなりました...0.2mmのピアノ線を使うべきだった.....(^^;

砲塔360度回転
サーボを改造して、永久回転させベルト式(?)で砲塔をまわしています。
普通のサーボは180度までしか回転しないようになっていますが、
360度回転出来るように、ファイナルギアのストッパーを切り取っています。
ファイナルギアがポテンショメーターに直結していますが、360度回転させるため
ポテンショメーターを中央で固定し、ファイナルギアが独立して回転できるように
ファイナルギアのシャフト径を広げてあります。

ギアボックス式に比べて回転スピードが早過ぎますが、スペースが少なくてすみます。
ベルトを回すギアを内径を広げて、サーボホーンに取り付けました。
メカ積み
砲身の上下はシャーシからサーボを使ってピアノ線で押し上げています。
以前タイガー1極初期型で行なったように、砲身はシーソーのように軽く上下に動く様になっていて、砲身の砲塔内側に錘をつけて軽い砲身が上に持ち上がるようになっています。

中に載せる受信機も、前回の軽戦車と同様にFutabaの4ch受信機の基盤をばらして載せました。
前進・後進用アンプは、モーター同様「455」サーボの中のアンプを使用しました。

カステンのキャタは
モデルカステンのキャタはさすがに見栄えは好いです。
以前M4シャーマン初期型で試したフリウルの金属キャタに比べて軽いので、動きはスムーズです。
ただ、軽いためにホイールに巻きつくように回り、前進では問題ないですが、バックさせるとたまにキャタが絡まり、止まります。
キャタビラとホイールの爪にもシリコンをかけて、爪から離れやすいようにしておく必要があります。

ゆっくり動かすとさすがにリアルで、見ていてあきません!!

問題の耐久性ですが、ムーピー撮影に1時間以上動かしましたが、まだ壊れていません。
さすがにじゅうたんの様な抵抗の強い場所で旋回させたりするとあっという間に壊れそうです.....(^^;;


新しい旋回装置は
まだまだ改良の余地ありと言ったところでしょうか....(^^;
単にバネでギアを押さえただけですから、減速が一定しません(同じように押さえても減速幅?が違う)
それに、左右で効き方が違う!
やはり、クラッチ板のような仕組みにした方が好い様ですが.....問題はスペースがあるかどうか...

今回は「製作日誌」も付けたので、製作手順を詳しく知りたい
方はこちらを参考にしてください。






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最終更新日1998.11.29