丹下健三･都市･建築研究所
 

1913-2005/04/22･91才

1913/09/04大阪府生まれ 生後間もなく父親の仕事の関係で中国・漢口に渡る/上海に移住後、愛媛県今治市へ
1930愛媛県今治中学校卒業
1933広島高等学校卒業。日本大学芸術学部映画科に籍を置く
1938東京大学工学部建築学科卒業（辰野賞）
1941まで前川国男設計事務所に在籍
1941日本建築学会「国民住居」設計競技1等入選
1942日本建築学会主催「大東亜建設記念営造計画」1等入選。東京大学大学院にて都市計画を研究（-1946年）
1943在バンコク日本文化会館競技設計1等入選
1946東京大学工学部建築学科助教授
1947広島カトリック聖堂競技設計2等入選
1949広島平和記念公園及び記念館競技設計に1等入選
1952東京都庁舎指名競技設計1等入選
1954日本建築学会作品賞受賞（愛媛県民館）。武基雄、池辺陽、芦原義信らと「例の会」を結成
1955日本建築学会作品賞受賞（図書印刷原町工場）
1957日本建築学会作品賞受賞（倉吉市庁舎）/東京都庁舎
1958AIA（アメリカ建築家協会）ハワイ・チャプターから第1回汎太平洋賞受賞
1959フランス"L'ARCHITECTURE D'AUJOURD'HUI"誌第1回国際建築美術賞受賞。工学博士の学位取得（論文「大都市の地域構造と建築形態」）。マサチューセッツ工科大学（MIT）建築学部客員教授として招待される
1960メキシコ建築家協会名誉会員。日本建築家協会賞受賞（香川県庁舎）
1961丹下健三＋都市・建築設計研究所を設立
1962アメリカ・ニューヨーク州バッファロー大学とドイツ・シュツットガルト/工科大学からそれぞれ名誉博士号
1963東京大学工学部都市工学科教授。AIA（アメリカ建築家協会）名誉会員
1964イタリア・ミラノ工科大学百年祭に招かれ名誉建築博士号。ドイツ芸術アカデミー建築部門名誉会員。国立屋内総合競技場設計者としてIOC（国際オリンピック委員会）からディプロマ・オブ・メリット（功労賞）
1965朝日新聞社から1965年度朝日賞を受ける（国立屋内総合競技場）、英国王立建築家協会（RIBA）
1965ロイヤル・ゴールド・メダル/日本建築学会特別賞（国立屋内総合競技場）。ユーゴスラビア・スコピエ市再建都市計画国際指名設計競技1等入選
1966アメリカ芸術員名誉会員。AIAゴールドメダル受賞。AIA名誉会員
1967ドイツ建築家協会名誉会員。アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員。プエルトリコ芸術院名誉会員。スコピエ市名誉市民
1968ユーゴスラビア星条勲章。デンマーク建築家協会（ADA）国際大賞受賞
1970ローマ法王・サングレゴリオ賞。香港大学名誉博士。建築学会賞万国博特別賞/日本万国博覧会・基幹施設
1971孝子夫人と結婚
1973フランス建築アカデミーゴールドメダル。ポーランド建築家協会・国際建築大賞
1974東京大学定年退官
1976パリにオフィスを開設。西ドイツのプール・ル・メリット勲章
1977事務所を草月会館に移す/草月会館建て替え
1980文化勲章。日本建築学会名誉会員
1983フランス芸術アカデミー海外終身会員
1984フランス芸術文化勲章コマンドール。イタリア共和国有功勲章グラン・オフィシェル
1985東京都新庁舎設計競技に指名される
1986東京都新庁舎設計競技当選。日本建築学会大賞。バチカンパンテオン芸術アカデミー会員
1987新日本建築家協会（JIA）初代会長（88年まで）。建設省建築審議会会長（91年まで）。プリツカー建築賞。アメリカ建築家協会名誉会長
1988東京世界都市博基本構想委員会座長。ロシア芸術院名誉会員。日本建築美/術工芸協会名誉会員
1990愛媛県功労賞/君津市民文化会館
1993高松宮殿下記念世界文化賞・建築部門。新日本建築家協会名誉会員
1994勲一等瑞宝章。台北市功労賞。英国王立建築家協会・名誉特別会員
1995上海市都市計画管理局名誉顧問。広州市都市計画高級顧問
1997北京清華大学名誉教授。社長を長男憲孝氏に譲り、会長に就任