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ランプの宿 設計施工 株式会社谷口建設
能登半島の先っぽの方にある民宿です｡経営者である刀根氏が基本構想をして谷口建設が設計施工をしました｡三方を崖に囲まれ､海に開いたところに建っているのでアプローチは崖からの細い道をてくてく降りていきます｡
能登の黒瓦が光って町並みのように見えるのが素晴らしいと思います｡下手な設計事務所よりずっとうまいと思いました｡建築賞に応募すればいいのに･･･｡和倉のハデハデな旅館よりずっといいと思うのですが ?

離れを増築したのですが､メゾネットになっていて一階に布団を敷いて寝るのですが､二階で飲み直すことができるのがいいですね｡普通旅館や民宿だと敷いて貰った布団をめくって飲み直すのですが､別にスペースがあるのはなかなか気が利いていると思います｡
日本海を観ながらの露天風呂は最高でしょう｡
料理は繊細ではありませんが､一人にカニ一杯+品数たっぷりで全部食べるのは大変でした｡離れの二階で飲み直すためにカニを持って帰ってつまみにしました｡

小さい袋にお泊まりセットを入れてあるので､母屋へ食事に行くときでもタバコをちょいと入れたりできるのがいいですね｡スポーツタオルは丈夫で今でも使っています｡
崖の上に車を停めて､歩いて降ります｡
この建物群全体が民宿ですが､瓦屋根が美しいと思いませんか ? 能登は黒瓦でまんじゅうです｡金沢では一文字が多いのですが･･･｡金額の問題でしょうね｡
こちらが谷口建設が増築した離れです｡
アプローチ方向見返り
奥が母屋です｡どうせ泊まるなら離れがお奨めですよ｡
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