観た建築の感想 |
土門拳記念館と酒田市国体記念体育館は、飯森山公園の中にあります。
池の畔に建っていて、見学をした後、階段を上がってブリッジ ?を渡ると建物の裏へ出る。池をぐるっと回って向こう岸から建物を観てね ! ってことなんでしょう。 記念館の池に面した休憩室外のテラス部分に出るサッシュのドアに「外に出ないでください」の表示がある。どこの美術館でも、中庭やテラスへのドアは使用禁止になっていることが多いが、何故なのでしょう ? せっかく気持ちよさそうなところを建築家が用意してくれているのに・・・。多分、利用者のマナーが良くなくて、そういう貼り紙がされるようになってしまうんだと思います。谷口氏の美術館は、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館や豊田市美術館などの新しいものを観ているので、進化の度合いがすごいなという印象です。当然、この建築も良いのですが、一作一作新しい物ほど良くなってきているのが実感できます。順番に古い方から観ていけばとちょっと後悔してしまいました。 建築物とは関係がないけれど、すごく丁寧に掃除されているのを観て感動しました。おばさんが、床の一つ一つの汚れを見つけては、ごしごしとふき取っていました。職員の方も、建物の維持に気を使ってる様子が話をしていて感じることができました。1983年竣工ですが、メンテナンスがいいせいもあるのでしょうか、そんなに汚くはなっていません。 展示物を撮さないという条件で建築の撮影はOK |
Strayt Sheep index | 観た建築の感想index |