東芝秋祭り 荻野目洋子ライブショー


 日時 : 2011年10月29日(土) 15:00〜15:30
 会場 : 株式会社東芝セミコンダクター&ストレージ社 北九州工場
                           開発・評価センター周辺

 

【曲目】
 1. Dance Beatは夜明けまで
 2. 神田川
 3. 岬めぐり
 4. 氷の世界
 5. ユア・マイ・ライフ
 6. 六本木純情派
 7. ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)
−アンコール−
 8. コーヒー・ルンバ
 
 鏑木 裕(ギター)、児玉 肇(パーカッション&コーラス)
   
 小雨まじりの中、予定よりも5分遅れの15時ライブ開始。
 「大きな拍手でお迎え下さい。どうぞー!」のアナウンスとともに、「Dance Beatは夜明けまで」の懐かしいイントロが流れ、荻野目ちゃんが手を振りながらステージに登場。
 まさか、この曲が1曲目に来るとは!間奏では、あの定番のステップを軽く披露。このステップが好きでよく真似をした私は、これで一気にテンションが上がりました。

荻「どうもありがとうございます。みなさん、コンニチハー!雨の中本当に大変ですが、元気ですか?今日は野外だと聞いていましたので、雨の中大丈夫なんだろうかと、とっても心配していたんですが、毎年こちらで行われている秋祭りということで、今日は本当にお招きありがとうございます。風邪ひかないように、どうぞ最後まで楽しんで下さいね。よろしくお願いします。イエーイ!
 実は、母親が熊本出身でして、今日は親戚も駆けつけてくれたという、素晴らしい再会もありました。どこかでつながっているんですねー。久しぶりに来たんですが、思い起こしてみると20年ぐらい前になりますか、グリーンパークという所でライブをやったり、福岡の方でコンサートをやったりとそういうこともありまして、今日のスタッフの方にも「前のコンサート行きましたよ。」と言って下さったりして、すごく嬉しいなと思います。
 今日は久しぶりのライブなので、今日のためにいろんな曲を選んできました。是非ゆっくり聴いて頂きたいなと思うんですが、続いての曲は、2年前に私がデビューして25周年を迎えまして(客:歓声)、月日というのは早いもので、みなさんも大人になられたと思いますが、私も大人になりました。」
 
 ドラマ「早春物語〜私、大人になります〜」を思い出しました。1曲目の「Dance Beatは夜明けまで」は主題歌でしたね。
 

荻「今は、実は結婚して3姉妹の母となり(客:えーっ!)、それはどんな、えーっ!なんでしょうか(笑)。まあ、こんな格好してる3姉妹の母ってなかなかいないかもしれないですけど(笑)。その25周年を迎えた時にカバーアルバムを作らせて頂いて、70年代の曲をカバーしました。今日いらしている、お父様お母様たち誰もが知っているような曲を集めて作ったアルバムの中から、次は聴いて頂きたいと思います。2曲続けていきますので、まずは、この曲から聴いて下さい。」

 MCの間に、ギターの鏑木さんとパーカッションの児玉さんがスタンバイ。
 荻野目ちゃんは椅子に腰掛けて、「神田川」「岬めぐり」を歌いました。「岬めぐり」は、ライブ初披露。児玉さんが演奏するリコーダーの澄んだ音色が印象的でした。この曲を携帯電話の着うたにしている私にとっては、これまた嬉しい選曲でした。

 歌い終わると、荻野目ちゃんは椅子から立ち上がり、再びMCです。

荻「ありがとうございます。「神田川」「岬めぐり」と2曲続けて聴いて頂きました。この70年代の曲ばかり集めたアルバムなんですけれども、女性は抜きにして、男性だけのボーカリストを選んで選曲したので本当に悩んだんですけど、ノリのいい曲もありまして。今日は九州に来たんだから、井上陽水さんこちらの出身ですよね?私もシングルの曲などを書いて頂いたこともあるんですけれど、やはりこの曲は今聴いても色あせない本当にカッコイイ曲で、私も是非一度歌ってみたいなと思いまして、レコーディングしました。聴いて下さい。「氷の世界」

 何度聴いてもカッコイイ「氷の世界」。ブルースハープを吹く荻野目ちゃん、そして鏑木さんのギター、本当にカッコイイです!

荻「ありがとうございます。「氷の世界」でした。今日は「雨の世界」ですけども。」
 
 おっとー、荻野目ちゃん上手いな〜(笑)。


荻「みなさん、大丈夫ですか?風邪をひかないで下さいねー!イエーイ!ありがとうございます。
 今年は大きな震災があって、私たちのような音楽に携わっている、仕事をしている人たちにとっても、すごく考えさせられる出来事がありました。そんな時に本当に心に思ったのは、やっぱり人々の温かさとか優しさとか、それからつながっていくこと、それがすごく大事なことなんだなと思いました。
 今日みたいなこういったイベントを見ていても、地元の方たちが手作りで、温かい気持ちで盛り上げるぞみたいな気持ちがひしひしと伝わってきて、素敵だなと思います。都会に住んでいると、なかなかそういったことも薄れていってしまうので、やはり、こういった生(ナマ)のみなさんと触れ合える機会が、これからもたくさんたくさん増えていくといいなと思います。
 今日はホントにね、みなさんと出会えてよかったです!(客:歓声)久々の生のステージで、私も本当に嬉しいです。今日は、このステージのために選んできました私のオリジナル曲の中から、久しぶりに歌いますこの曲を聴いて下さい。「ユア・マイ・ライフ」。」

 本当に久しぶりに生で聴いた「ユア・マイ・ライフ」。ギターだけのアコースティックな感じが、よりしっとりと聴かせる曲となっていてよかったです。荻野目ちゃんの伸びやかな声。会場のお客さんも聴き入っているようでした。

荻「ありがとうございます。「ユア・マイ・ライフ」でした。ハイ、それではちょっとしっとりしたところで、残り時間も少なくなってきましたし、盛り上げていきますか!(客:イエーイ!)ハイ、ではみなさんまたご存知の曲を歌います。カラオケなどで歌ってくれてる方は、是非一緒に歌って下さいよー!「六本木純情派」

 ステージを右に左に動き回る荻野目ちゃんは、ピョンピョン跳ねて元気いっぱい!楽しそう〜♪
 “Who are you”で、指を差された方が羨ましいです。

荻「フゥ〜、最後の曲ですよー!一緒に歌って下さーい!「ダンシング・ヒーロー」!」

 それまで被っていた帽子を取った荻野目ちゃん。「ダンシング・ヒーロー」の発音が、これまたカッコイイ〜!もう、荻野目ちゃんも、お客さんもノリノリです。
 荻野目ちゃんは、曲の途中からステージを降りると、お客さんと握手をしていました。握手出来た方は、いい想い出になったことでしょう。

荻「ありがとうございましたー!」
 
 手を振って、ステージから去る荻野目ちゃん。お客さんに向かって、投げキスも!

 荻野目ちゃんがステージから去った後、アンコールを求める声が沸き起こりました。
 アンコール!アンコール!アンコール!!アンコール!!

 荻野目ちゃんが、再びステージに戻ってきました。ヤッター!

荻「ありがとうございまーす!ありがとうございまーす!みなさん、まだやる気満々ですか?(客:イエーイ!)ありがとうごさいます!飛行機の時間もありますが、ハイ1曲やらせてもらいます。(客:イエーイ!)イエーイ!小倉イエーイ!(客:イエーイ!)雨でもイエーイ!!(客:イエーイ!)ありがとうございます。ノリがいいですねー。」

 荻野目ちゃん、面白すぎです(笑)。

荻「えー、大事なことを今日忘れてました。アコースティックな曲をやる時に、欠かせないメンバーです。ご紹介します。ギタリストの鏑木裕さんです。そしてパーカッション、これ椅子じゃないんですよ、カボーンという珍しい楽器なんですけど、パーカッションを担当して下さってる児玉肇さんです。」

 荻野目ちゃんは、ホントいつもメンバー紹介忘れるんですよね(笑)。

荻「ありがとうございます。(鏑木さんに向かって)じゃあ、急遽やりますか。(児玉さんに向かって)急遽、楽しくこう(楽器を叩く仕草で)、参加して下さい。「コーヒー・ルンバ」(客:大歓声!)」

 待ってました!「コーヒー・ルンバ」!!こんな目の前で、フルコーラス振り付きで見られるなんて夢のようです。遠路はるばる小倉までやってきた甲斐があるってもんです。いや〜、ホント最高です!もぉ〜嬉しくって、感動です!!

荻「ありがとうございました。また会いましょうー!」

 手を振りながら、荻野目ちゃんはステージから去っていきました。
 
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 テニス関連のイベントで歌う機会が多かった荻野目ちゃんですが、今回は東京から離れた場所での企業イベント参加ということで、今後の活動に大いに期待が持てるライブとなりました。
 
 ミニとはいえ、久しぶりの30分ライブ。それなのに、そのブランクを全く感じさせず、トークも含めて余裕すら感じさせたパフォーマンスは、さすがプロだなと思いました。
 
 小倉は遠かったですが、行って本当によかったです。ホント、楽しいライブでした♪
 荻野目ちゃん、ありがとう!


(2011.11 むくすけ)