黄山特集
奇岩、雲海、奇松、そして温泉

 黄山は安徽省南部に位置する岩山で、標高 1,873mの蓮華峰を筆頭にいくつかの岩峰が連なる。 中国十大名勝地に数えられ、1990年、世界遺産に 登録された。岩、雲、松そして温泉の四つを「黄山の四大景観」とし、「四大絶景」とか「四絶」と よばれている。明の時代からすでに「黄山に登れば、天下に見るべき山はもう無い」といわれた ほど。登山口は4ケ所あり、麓からは整備された階段(=登山道)のほか、3方からロープウェイが 山頂近くまで通じている。

 2日前に結婚式を終えた中国人の新婚さんと一緒に登ったが、山上の宿泊施設は、下界のそれと 同じで、ベット、水洗トイレ、バスも整備されている。しかし、食事は高いということなので、麓の 雑貨屋で食料、飲み物などを仕入れ、不要な荷物を預けてから登った。また、ホテルには天気予報も 掲示されており、翌日の天気は悪く日の出は無しとあったが、一人で、ダメ元で登ったところ冒頭の 御来迎であった。日の出の一瞬、辺りが黄金色に輝き、感動的であったが、すぐに色あせてしまった。
 天気は変わりやすく、午前中は快晴、午後はガスに包まれ、1時間ほど土砂降りがあった。

 世界に誇る景勝地で多くの観光客が集まる山とあって、その保全には多額の経費がかかる。 現に歩道や階段の修理、排水の浄化施設などの整備工事が数箇所で行われているのを目撃した。 入山料80元(=約1,200円)、保険料2元(=約30円、死亡保険金4万元=約60万円)、ロープ ウェイ66元(=約990円、日本の谷川岳天神平ロープウェイは 1,000円)など支出の多い山であっ たが、この景観を子々孫々、このまま残したいもの、と考えれば高いともいえないだろう。



もうすぐです
ご来迎の直前


一瞬の輝き
光明頂でのご来迎


黄山中、第1、第3の高峰   木霊が帰ってきます
雲が流れる天都峰(左奥)と蓮華峰      回音壁の岩肌と松


  
石人峰の岩山             松林峰


飛んで来たのはいいが、転げ落ちなければいいのですが
飛来石


  
始信峰の隣の石笋峰           筆架峰                        


北海賓館前の看板です
さっそうと山を眺めるケ小平


キュウリとナシ、そしてビールは美味かった    これなら日本人の女性も安心?
 白鵝嶺駅前の売店       綺麗な山上の公衆トイレ
(雲谷ロープウエイの山上駅)   (北海賓館の近く)           


  
愛が結ばれるようにという願いを込めてかけられた鍵の数々