エモさんの写真帳

1月1日より盛大な旧正月


春節的風景 Part.U


 中国での年の区切りはやはり旧正月で、中国語で「春節」(毎年日が変わり1月下旬から2月上旬) 。学校や会社は休みとなり、年間では最大の行事であり、「民工潮」と呼ばれる出稼ぎ者が故郷へ大 移動するのも、会社や工場の休みを利用できるこの時期。

 そんな春節前後の混雑し、また寒い時期に選りに選って中国東北地方を旅行しました。帯行した温度 計は建物内以外ではプラスを表示することはありませんでした。

 さて、中国の年越しをいろどるのは、縁起物のステッカー類や飾り物とともに、なんといっても主役 は爆竹と花火です。
 爆竹は、大晦日から鳴り響き、夜もふけるに従いエスカレートしてゆ きます。花火も上がり始め12時前後が最高潮。元旦は元旦で、明るくなるとまた鳴らします。 おかげで、街角は爆竹のカスで地面が真っ赤となる次第。

 爆竹は大きな音で悪魔を追い払うとか、盛大な音で新年を迎えるとか、さまざまな意味が込められて いるようです。しかし、この正月に付き物の爆竹も怪我の元ということで大都市では禁止されてきて います。とはいえ、私のみたところ「上有政策、下有対策」よろしく、いたるところで鳴り響く爆竹は 春節の主役であると感じました。


ハルビン市内(春節の3日前)

 年末の買出しで混雑するハルビン一の繁華街「中央大街」。そして氷点下の寒い中、爆竹、花火 を売る屋台や、縁起物の絵や対連を売る屋台もかきいれどきです。


年の瀬の賑わい   大きな中華結びで建物を飾る

春節用の買い物を下げた人々

「文廟街」の外れで花火、爆竹を売る屋台   グルグル巻きの爆竹

来年は申年ですヨ

ホテルのガラスドアを飾る定番    元気な子供達

ホテルの正月飾り、春の字も下がっています


沈陽市内(大晦日と春節の朝)

 晦日の午後にはもう爆竹が鳴り響きます。そして、迎え火を焚いて先祖を家へ招き、 餃子を食べ、年越しのテレビ番組を見て新年を迎えるのが中国風です。


晦日の午後にはもうこのとおり   

わざわざ写真を撮る日本人   これがその写真で、「很有意思!!」と感激?しています

餃子を食べて年越し   まだ店内は混んでいません

沈陽一の老舗「老辺餃子館」

街角の正月飾り「仏像に戯れる干支の猿達」   派手な飾りのレストラン

商店街、晦日の午後には閑散と    沈陽一の繁華街「中街」も人影はまばら

ケンタッキーや吉野家の看板も見えます

屋台で2000発の爆竹をゲット   グルグル巻きの爆竹、売り子は完全防寒体制

いろいろな花火セットも売っています   大晦日は盛り上がるゾーッ

どの方角からでも来れるよう十字路で先祖を迎える「迎え火」を焚く人々   

爆竹を地面に並べる   さあ、火が点いた

うわあーっ   元気よく鳴り響きます

爆竹の次は年越しの宴会です   従業員をねぎらう社長

みんなで乾杯   空になったコップを見せるのがルール

年越しのテレビ番組を見ながら宴会です   彩り豊かな料理

乾杯の姿勢で分かりますね、右が中国人、左は日本人

春節の朝、沈陽の町中は閑散としています   爆竹と花火の残骸

どの入り口もこんなふう


大連市内(春節2日)

 春節に家に帰らないのは親不幸者とののしられるという中国、そうして、帰宅した親戚を向かえて 皆でご馳走を食べるのが春節の過ごし方だということです。
 また、「福到=福が来ますように」という意味で福の字を逆さに張りますが、春節を迎えると 福が来たということで、逆さだった福の字はもとに戻ります。


ホテルの正月飾り   

獅子頭のような飾り物

親戚が集合した知人宅で正月料理を堪能、女性陣は別室

さまざまな正月家庭料理   アパートの入り口もこんなふう

中国ではこういう服装で花火を楽しみます   爆竹かすの山

封印された会社の入り口、逆さまだった「福」の字も春節を迎えると元に戻ります