プリント基板のパターン | ||
「高戸谷 隆」氏のフリーソフト「プリント基板エディタ」で作成したパターンです。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se056371.html kibana5.pcb(プリント基板エディタ用「ひのき2型」パターンファイル) ファイルを保存して、プリント基板エディタで開いてください。 | ||
1.電源 |
最初に、電源部分のパーツだけ半田付けし、5Vが出力されるかどうかを確認します。 DC-DCコンバータと、表面実装用のコンデンサーは小さくて半田付けが難しいので、取り付けた後ちゃんと5Vが出力されるかどうかテストします。 | |
2.パーツの半田付け |
ICソケットの内側のもジャンパー線や抵抗を先に半田付けします。 モータードライバがパーツの中で一番背が高いので、最後に半田付けしますが、 モータードライバーを半田付けする前に、PICの足からモータードライバの足までの抵抗値をテスターで測って、4本とも200Ωあるかどうか確認した方が安全です。 下の写真は、次の手順で取り付けています。 1.ジャンパーと、ソケットに隠れる300Ωの抵抗を取り付け 2.コンバットサウンドキットの取り付け(可変抵抗の足は2本しか使わないので、3本のうちの1本カットする) 3. 1kΩの抵抗の取り付け(抵抗は種類別に取り付けたほうがミスが少ないと思う) 4. 200Ωの抵抗の取り付け 5. ソケット・ジャンパピン・クリスタル・300Ω抵抗1個の取り付け 後は、モータードライバーを取り付けるだけですが、その前に配線のチェック! | |
3.裏の配線 |
最後に、裏面の配線をします。 配線は、電源入力端子からスピーカーとサーボの+へと、LED端子に5本と、スイッチ端子に1本 | |
5.接続テスト |
受信機との接続は、Futaba・JRによって違います。(サンワは持ってないのでわからない..(^^;;) << Futaba >> RA0----->1ch(AIL・エルロン) RA1----->2ch(ELE・エレベータ) RA2----->3ch(THR・スロットル) RA3----->4ch(RUD・ラダー) << JR >> RA0----->2ch(AIL・エルロン) RA1----->3ch(ELE・エレベータ) RA2----->1ch(THR・スロットル) RA3----->4ch(RUD・ラダー) |
<< 接続のテスト >> 1.受信機・スピーカー・LED・バッテリー(バッテリーの+−は間違えないように注意する!!)を繋ぐ。 2.プロポの電源を入れて、次に基板の電源を入れる。 3.プロポの前進・後進スティック(エレベータのスティック)がセンターの状態で、左右のスティック(エルロンのスティック)だけ倒して、機銃又は大砲音が出るかどうかを確認。 (音と同時に、LEDも発光する) 2chプログラムでは、左右のトリムレバーを先にずらしておいて、同じ方向にステックを倒す。 音が出ない時は、前進・後進スティック(エレベータのスティック)がセンターで無い可能性があるので、左右のスティック(エルロンのスティック)を倒した状態のままで、前進・後進スティック(エレベータのスティック)のトリムレバーを上下してみて音が出る位置を探す。 どうしても音が出ない時は、受信機との接続が違っているか....バッテリー・受信機への電源の+−が違うか、基板の製作自体が上手く言ってない可能性があります。 |
6.組み込み |
いよいよキットへの組み込みです。 1.走行用モーターの回転方向と前進・後進方向の確認 基板へ、戦車に組み込んだ走行用モーター2個を接続し、プロポの前進・後進スティック(エレベータのスティック)で、前進・後進させてみます。(左右のモーターの回転方向を合わせる) 2.大砲発射時の振動方向の確認 さらに、大砲音発射時に車体が後ろに振動すればそのままでOK! 車体が前に振動してしまう様だと、モーターの回転が逆なので、モーター接続の+−を逆にする。 当然、前進後進スティックと動きが逆になるので、プロポの前進・後進スティックの動きをリバースに設定して、前進・後進の動きをプロポとあわせる。 3.左右旋回方向の確認 前進させながら、左右旋回用のスティック(エルロンのスティック)を倒して旋回させた時、スティックと反対の方向に戦車が曲がるようなら、左右のモーターの接続を逆にする 以上で組み込みテスト終了です。 | |
8.砲塔旋回サーボの設定 |
砲塔旋回サーボのセンター位置をPICに記憶させます。(「ひのき1型」は不要) 1.プロポの電源を入れ、前進・後進スティック(エレベータスティック)をめいっぱい上に倒した状態で、基板の電源を入れます。 基板には、永久回転に改造した砲塔旋回サーボを接続しておきます。 この時、大砲・機銃のLEDが二つとも点灯した状態になれば、設定モードに入っています。 設定モードに入らなかった時は、もう一度基板の電源を入れなおすか、前進・後進スティック(エレベータスティック)を下側に倒してやってみてください。 2.砲塔旋回用のスティックのトリムを使って、砲塔旋回サーボが停止するように調整します。 4ch仕様の場合は、プロポの左の左右スティック(ラダースティック)のトリム。 2ch仕様の場合は、プロポの右の左右スティック(エルロンのスティック)のトリムで調整します。 トリムで調整しきれない時は、サーボの中のポテンショメーター(可変抵抗)が大幅にずれていますので、もう一度サーボをばらして、ポテンショメーターの位置をセンターに調整してください。 3.調整が出来たら、調整モードから抜けます。 4ch仕様の場合は、プロポ右の左右スティック(エルロンスティック)を右か左に倒します。 2ch仕様の場合は、プロポ左の前後スティック(エレベータスティック)を上か下に倒します。 LEDが消えて、通常のモードに戻ります。 調整ですらしたトリムはセンターに戻しておきます。 一度調整したセンター位置は、電源を切っても記憶されています。 ただし、なんらかの原因(例えば電圧低下とか)で、PICのプログラムが暴走した時にメモリがクリアされる可能性があります。 センター位置がずれた時は、もう一度設定しなおしてください。 |
更新日2005.7.26