13.コンバットサウンド一体型プリント基板の製作
プリント基板作成手順 プリント基板の作成方法については、電子回路の入門本によく出ているので、詳しくはそちらを参考にしてください。

1.版下の作成(基盤のパターンを製作し、半透明のフィルムに印刷)
2.露光(ポジ感光基盤に1のフィルムを使ってパターンを焼く)
3.現像(2で焼いた基盤を現像し、パターンを浮出す)
4.エッチング(必要なパターン以外の金属面を除去する)
5.感光剤の除去
6.穴あけ
7.フラックス塗り(さび止め&はんだがのりやすいように)



版下の作成 プリント基板の製作の最大のポイントは、なんと言ってもパターンの設計!
いかにコンパクトに仕上がるかはこれにかかってる。

版下の作成は手書きでも出来るが、当然パソコンのCADを使う方が、修正・変更が楽!
と言うわけで、私が使ったCADは、「高戸谷 隆」氏のフリーソフト「プリント基板エディタ」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se056371.html
なかなか便利なソフトで、このソフトのお陰でずいぶん楽に出来ました。(笑)

早速、3パターンを作成してみました。
1.受信機別基板

PICとコンバットサウンドだけの基板です。
基板自体は35mm×30mmと大変小さいですが、受信機とは線で繋ぐので、線が邪魔かも(笑)。
版下(プリント基板エディタのファイル)→kibana1.pcb
2.GWS受信機一体型基板

GWSの小型4ch受信機を直接基板にはんだ付けしてしまうための基板です。
サイズは受信機込みで、35mm×40mmと言う、超小型!(笑)
版下(プリント基板エディタのファイル)→kibana2.pcb

3.モデルクラフト受信機一体型基板

(現在製作中)

モデルクラフトのマイクロ4ch受信機(Feather)を直接基板にはんだ付けしてしまうための基板です。
2のGWSより大きめですが、受信機のクリスタルが一般用のサイズなのでクリスタル交換が可能。
展示会等、複数のキットで走らせるときにはクリスタル交換が簡単で便利

サイズは受信機込みで、35mm×50mm(予定)
版下(プリント基板エディタのファイル)→kibana3.pcb

これで量産可能? オリジナルプリント基板の製作なんて、初めてのことで(こんな事するなんて思っても見なかった(笑))道具・材料集めから完成まで2ヶ月以上かかってしまった...(^^ゞ

とりあえず、プリント基板さえ出来てしまえばパーツの取り付けは2時間ほどで出来てしまうので、基板を作りたくても作れない人のためにネットで完成品販売も可能かも!!
ちなみに部品代は、受信機別で約3500円(小型スピーカー・電源小型SW・バッテリー接続コード・LED・PIC1個含む。)(受信機はGWS・モデルクラフトとも4500円)
製作費2000円(自給1000円で計算(笑))で1個5500円か!?

買う人...います?

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更新日2001.3.22