1.PICでRCメカを動かすって....なに??
PIC(ピック)とは? 米国のマイクロチップテクノロジー社が開発したワンチップマイコン。
ここで使うのは、「PIC16F84−10P」と言う、プログラムの書き換え自由なタイプ(アマチュアの作例が多い(笑))を使用。
1個600円(くらい)
何が出来るか? 多分、プログラム次第ででいろんな事が出来るんだろうけど、やりたい事はラジコン戦車の前進・後進・左右旋回・音や砲身上下・砲塔旋回・発光等の制御を全てPICにさせる!
これで、複雑なスイッチ製作から解放されたい(笑)。

必要な物は? プログラム自体は、パソコンを使って製作し、出来たプログラムをPICに記憶させます。
PIC用のプログラムは、PIC用のアセンブリ言語で記述し、コンパイラソフトを使ってコンパイル(翻訳)します。
プログラムの開発には、「MPLAB」と言うソフトが、マイクロチップテクノロジー社から無料で出ているので、それを使うのが便利です。
(ただ、私の場合は、使いなれた「秀丸エディタ」でプログラムを書いて、コンパイラソフト「MPASM」で直接コンパイルして作ってます。)

パソコンで製作したソフトをPICのチップに書き込む装置(PICライタ)とソフト(ライタソフト)も必要です。
ライタソフトもフリーで「Easy-PIC for Windows95」が出てるので、それを使ってます。
問題は、PICのチップに書き込む装置(PICライタ)です。
自作だと安くつくので、最初は自作のキットを購入したのですが、電子工作の経験の無い私には、回路図と部品を見ただけでは製作不可能...(^^;;
それで、自作はあきらめて、製作済み実験基板付きの「FIRST PIC」を購入...(^^ゞ


参考文献&サイト PICのソフト開発やPICを使った装置の開発については、間違ってもひのきに問合せないで下さい...(^^;;;
なにせ、電子回路についてはチンプンカンプン...(@_@;)
アセンブラなんて言語もわけわからん....(^^;;
と、言う訳で、下の文献&サイトを参考に、独学で頑張って下さい(笑)

< 文 献 >
「FIRST PIC ガイドブック」マイクロアプリケーションラボラトリー著
   ↑ 実験基板付きで、ちょっと高いけど、プログラミング方法が丁寧に出てるので初心者には助かる。

「PIC活用ガイドブック」技術評論社 後閑哲也著
   ↑ PIC全般用に書かれた初心者にはちょっと難しい(?)本。

「たのしくできるPIC電子工作」 東京電機大学出版局 後閑哲也著
   ↑ PICを使ったキットの作例が多くて、初心者でもわりとわかりやすい。


< サイト >
開発元のマイクロチップ社のホームページ
   ちなみに、開発ソフトやライタソフトがダウンロードできるらしいが、英語の出来ないひのきは、ここに行っても何もわからない...(^^;;;

後閑哲也氏の「電子工作実験室」
PICガイドブック等の著者の後閑哲也氏のホームページ
豊富な作例と丁寧な解説で、初心者には大変大助かりのHP!
作例の中には、PICを使ったラジコンメカもある!

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更新日2000.7.12