モーターとアンプは小型のサーボ(モデルクラフトの「666」サーボ)を分解して、使用しました。 モーターは左右のキャタ用に2個使いますが、別々に制御できないので、並列に繋いで、アンプ1個でスピードコントロールします。 2個のモーターは瞬間接着剤で張り付けて、底にプラ盤あて高さを調整し、シャーシに直接張り付けました。 | |
いよいよ、待ちに待ったテスト走行!! スピードは?..トルクは?..ちゃんと旋回するだろうか?..... はやる気持ちを抑えて、まずはキャタを浮かせて、キャタの回転だけの動作! これは、OK! 次ぎに、前輪を付けて、床において走行開始!........ あれ?? キャタが外れる〜??? なんと、ものの1mも走らないうちに、スプロケットのツメがキャタの穴からずれてしまう.... ずれた状態で、強引に走らせよう物なら、今度はキャタが切れてしまう(連結が外れる!).... 特に、旋回しようとすると、あっという間に外れる........ これじゃ、まともに動かないよ〜.....(ToT) | |
ここまで作って、あきらめる訳にもいかないので、冷静(?)に原因究明.... 1.スプロケットのツメの間隔とキャタピラの穴の間隔が合っていない?? 厳密に言えば、キャタの穴の間隔が若干狭いが、このぐらいで外れる事は無いなぁ。 2.転輪を可動にしたため、キャタが左右にぐらつき、スプロケットの歯と一直線に並んでない?? 失礼な!スプロケットの歯と転輪はピタッと一直線! 転輪のぐらつきも無い事は無いが、これくらいでキャタが外れるわきゃない!....と、思う..(^^;; だいだい、このスプロケットのツメがでかすぎる!!こんな幅の狭いキャタに、こんなでかいツメじゃ.... .......そっか...結局そう言う事だ!! | |
原因は スプロケットのツメが大きい割には、キャタの穴が狭い! しかも、大きなツメは正面かに見ると四角く角張っているので、キャタが数ミリ左右にずれただけで、角に引っ掛かって入らない! と、言う事は、スプロケットのツメを戦車のように先のとんがった形「△」に削れば良いんだ!! ....て、ちょっと目立ちすぎ..........ただでさえ、大きくて目立つツメなのに、削って形変えると目立つなぁ... 仕方が無い、キャタピラを削ろう...(^^;; | |
と、言う訳で、キャタピラを一こま一こま削りました。 キャタの内側を左右1mmずつ削って、ツメとキャタの遊びが、2mm増えて、これで左右に3mmずれても外れない!? | |
気を取り直して、テスト走行再開!! 予定通り、キャタは外れなくなりました! (^○^)/ さて、スピードですが、ギア比の割には思ったほど速くないです。戦車の1.3倍くらいのスピード! トルクも十分です。 牽引しないのなら、もっと速くても良いぐらいですが、今回はこれでOKにします。 気になるハンドルの切れですが、これもいいですね!! めいっぱい切ると、直径80cmぐらいで旋回出来るので、私の作った8トンハ−フトラックよりも小回りが効きます! やはり、前輪の柔らかいゴムタイヤと、キャタがプラで滑りやすいのと、サス可動で、重量配分が前輪に半分かかっているのが良いみたいです。 あと、気になるのは、無理な走行するとやはりキャタが切れます。 キャタを削る前のテスト走行で、何度も切れたので、一部のコマが外れやすくなったようです。 やはり、ピアノ線通して、強化した方が良いかも....(^^;; とりあえず、まともに走ってくれてホッとしました...(^^ゞ |
最終更新日1999.12.14