キャタピラの製作 | |
今回使用したキャタは、モデルカステンのSK-21ヤークトタイガー用です。 | |
例によって、ピアノ線を通すための穴を空けています。 写真ではピンバイスを使っていますが、実際は0.5mmのドリル(リューター)を使いました。 キャタの幅が広いので、さすがに貫通は無理で、ためしに4コマほど試みましたが、1コマも成功しませんでした..(^^; それで、左右から6mmだけ穴を空けています。 幅か広い割には、厚さが薄いので、リューターの回転を弱くして慎重に空けないと、すぐに溶けてしまいます。 | |
連結ピンは短く切って、中に通すピアノ線が抜けないための蓋にします。 中に通すピアノ線は0.3mmと0.2mmの2種類使用しました。穴を空けた場所の微妙な違いで、中に通すピアノ線の太さを使い分けています。 幅は5.5mmにカットして取り易いように磁石にくっ付けてあります。 | |
ある程度できたところで、以前作ったタミヤのキングタイガーがあるので、これに履かせてテストできないかと思いましたが、タミヤのホイールは幅が合わない様で駄目でした。 (カステンのキットの中にタミヤ用のスペーサーが付属している。) キングタイガーのキットを買って来て、ホイールを作りなおせば好いのですが....もったいないのでヤークトタイガーの足回りが出きてからテストします。 | |
私がはじめてカステンキャタを組んだのがSK−6のキングタイガー用で、今回のキャタと同じものでした。 もちろん動かすために組んだのですが、現在の様にピアノ線で強化してなかったので、回転させた途端連結部が切れてしまい残骸と化していました。 組んだのが片側だけで、半分は余ってましたが、もう2度と役に立たないだろうと思ってました。 それが、今回の製作の穴あけミスの埋め合わせに使えると喜んだのですが.... どうも初期の物は現在とプラの質が違うのか、年数が経っていて風化が始まっているのか(ほんとかい?)、リューターを使って穴を空けようとするとすぐに溶けてしまいます。 ずいぶん溶かしましたが、何とか埋め合わせにはなりました......捨てなくて良かった...(^^; |
最終更新日1999.4.28