1999.4.28
キャタピラの製作

今回使用したキャタは、モデルカステンのSK-21ヤークトタイガー用です。

例によって、ピアノ線を通すための穴を空けています。

写真ではピンバイスを使っていますが、実際は0.5mmのドリル(リューター)を使いました。
キャタの幅が広いので、さすがに貫通は無理で、ためしに4コマほど試みましたが、1コマも成功しませんでした..(^^;
それで、左右から6mmだけ穴を空けています。

幅か広い割には、厚さが薄いので、リューターの回転を弱くして慎重に空けないと、すぐに溶けてしまいます。

連結ピンは短く切って、中に通すピアノ線が抜けないための蓋にします。

中に通すピアノ線は0.3mmと0.2mmの2種類使用しました。穴を空けた場所の微妙な違いで、中に通すピアノ線の太さを使い分けています。
幅は5.5mmにカットして取り易いように磁石にくっ付けてあります。

ある程度できたところで、以前作ったタミヤのキングタイガーがあるので、これに履かせてテストできないかと思いましたが、タミヤのホイールは幅が合わない様で駄目でした。
(カステンのキットの中にタミヤ用のスペーサーが付属している。) キングタイガーのキットを買って来て、ホイールを作りなおせば好いのですが....もったいないのでヤークトタイガーの足回りが出きてからテストします。

私がはじめてカステンキャタを組んだのがSK−6のキングタイガー用で、今回のキャタと同じものでした。
もちろん動かすために組んだのですが、現在の様にピアノ線で強化してなかったので、回転させた途端連結部が切れてしまい残骸と化していました。
組んだのが片側だけで、半分は余ってましたが、もう2度と役に立たないだろうと思ってました。
それが、今回の製作の穴あけミスの埋め合わせに使えると喜んだのですが....
どうも初期の物は現在とプラの質が違うのか、年数が経っていて風化が始まっているのか(ほんとかい?)、リューターを使って穴を空けようとするとすぐに溶けてしまいます。
ずいぶん溶かしましたが、何とか埋め合わせにはなりました......捨てなくて良かった...(^^;





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最終更新日1999.4.28