外国の文化に触れる

国際交流教室

石川県では毎年何校か、国際交流教室を申し込みによって受けることができる。1学期に申し込んでおいたら、運良く『O.K』の連絡があった。
3組の子どもたちにとってこの『国際交流教室』がどんな交流になればいいのか、いろいろ考えた。

『国際交流』という名の行事になってしまわないように、また、させられる重荷のような勉強になってしまわないように、この教室がみんなにとって意味のある活動になればいいなと・・・。ちょうど始まっていた沖縄学習とあわせて、自分自身を問い直す活動として、いろいろ準備を始めることにした。

相手のことを聞くときに、聞きっぱなしにならないように、自分のことを語ってから尋ねることにした。そのために、「自分のいい所」「クラスのいい所」「辰口のいい所」石川のいい所」「日本のいい所」を考えようという活動をまずみんなにはしてもらった。この活動、結構大変な作業だったみたいだね。
人の悪いところはすぐ目に付いてしまうのだが、いい所を探すとなると・・・。それが自分だったらなおさら。その見つめた自分の良さを、家の人は、友だちは気づいていますか?の問いに、はっきりと答えられた人はいませんでした。自分の立場や日本の立場を知らないで、相手の立場、相手の国の立場を語ることはできませんよね。こんなことを考えさせてもらったことも、この教室を開いた意味があったとyamaは思っております。6年3組の交流計画は、3カ国それぞれ興味のある国に分かれ、まず自分自身でいろいろ調べてみようということになっていた。
佳紀  コイケさんにブラジルのことを教えてもらった。ブラジルのご飯はパサパサで、日本で食べたときすごくモチモチ感じたそうです。ブラジルは方言はないけれど、発音が違う所もあるといっていました。あと、豆料理をよく食べるそうです。コイケさんにブラジルのことを教えてもらっていろんな事がわかって楽しかった。 akemi
ルミ子  まず分かったこと 『中国』のじゃんけんは日本と同じでした。私は、インドネシアのじゃんけんは・・・なので、日本と形が違うと予想していたので、ビックリしました。それと言い方は”じゃんけんぽん”じゃなくて、「チン・ドン・バン」と言うそうです。でも中国は広いので、他にもいろいろ言い方があるそうです。それと、ずーっと昔は中国からいろいろ伝わってきたのに、電気製品は日本の方が良くて、中国へ行っているのがビックリしました。それと韓さんが日本の料理は甘いと言っていたのは、多分中国の料理が日本に比べてからいからじゃないかな?と思いました。中国の昔話の「大きい梨と小さい梨」のやつは、「したきりすずめ」と似ているナ、と思いました。
 
『ブラジル』 ケーキが大きいそうです。日本ももっと大きかったら私はうれしいです。それとブラジルの首都は”ブラジリア”だそうです。どんな所なんだろ・・・。アケミさんの通っていた小学校は、制服じゃなくてジーパンとTシャツに名札だそうです。制服を着るのは私立の小学校で、私たちの上着みたいなのと、ズボンだそうです。スカートはあんまりはかないですねと言っていたけど、なぜだろうか・・・。
 
『バングラディシュ』 何でも右手を使うので、右利きの人が多いそうです。akemi日本は左利きの人もいるけど、やっぱり右利きの人の方が多いです。多分右利きの人が多いのは、習字の毛筆は右手で書かないといけないからじゃないかな?と思いました。
芳樹  今日は待ちに待った国際交流の日。朝から準備していた。給食の時間、コイケさんがやってきた。ぼくはコイケさんを見て、「あれ、日本人じゃないか」と思いました。コイケさんは自己紹介の時自分はハーフだと言った。それでぼくは納得した。次にみんなの自己紹介。みんなはずかしながら言っていた。給食が終わるとぼくたちは最後の仕上げをしました。 掃除も終わりとうとう交流、1・2組に行っていたMDアヌワルさんと韓春茂さんが加わりました。そしてあらためてコイケさんと2人が紹介されました。(中略)各国分かれて交流する時間です。ぼくたちは家庭室でコイケさんと交流します。まずコイケさんがブラジルのことを教えてくれました。コイケんさんが生まれたところはサンパウロで、サンパウロは日本ぐらいの面積と教えてくれました。これを聞いて、本当に日本は小さいなあと実感しました。
 6限目は1・2組も集まって、ダンスなどをしました。まずダンスからで、今まで踊ってきたやつをみんなに見せるときです。ダンスをやっていると自分がこわれてきました。それでもう踊りまくってやるーと思っていて、踊りが終わるともう汗びっしょりで楽しさいっぱいでした。三人の人も楽しくみんなと手をつないだりして踊っている姿が見えました。次は各国の遊びです。ぼくたちはコイケさんと遊びました。遊び方は歌を歌って隣の人と手をたたいていきます。そして歌が歌い終わってたたかれた人が真ん中へはいるゲームです。ぼくは歌が分からずおそるおそる隣の畠君を見ていました。そして次々と真ん中へ入っていきました。とうとうぼくもたたかれて真ん中へ入りました。そんなことをしているともう時間になりました。みんなで見送って終わりました。
 アヌワルさんは言葉(会話)を中心に、バングラディシュの文化について教えて下さったね。肌の色の違いと同時に、イスラム教文化という普段あまり感じることのない生活習慣に、いろいろ考えさせられたみんなだった。興味がつきないね。
晋也  ぼくと道雄と佐藤が迎えに行くようになっていた。ぼくは最初「どんな人だろう」と思ってドキドキしていた。そしたらはだが黒く背が高かった。「うわぁーでっけー」と思った。先生が言っていたことと同じで、日本語はあんまり上手くなかった。でもMDアヌワルさんは、一生懸命みんなを楽しませようとして、まだ苦手な日本語をしゃべっていた。それを考えるとなんか自分が楽しくなっていった。そしてバングラディシュの生活なでを教えてもらった。6限目は踊りだった。来てくれた3人はものすごく楽しそうに踊っていた。みんなも楽しそうだった。最後にコイケ・エジナ・アケミさんの国の遊びを教えてもらった。たった2時間だけだったのに、何か大切なことを伝えてくれたような気がした。  MDアヌワルさんは、初めて会ったとき、話しにくい人じゃないかと心配でした。でも実際しゃべってみると、すぐ友達になれそうな人でした。日本語が苦手と聞いていましたが、とっても上手だと思いました。アヌワルさんと勉強していて、バングラディシュへ行きたいなと思ったことがありました。それは物価の違いです。日本の物価は高くて、バングラディシュの物価は安いということです。もしホテルに一人で泊まるとしたら、10万くらい持っていけば1週間ぐらいは泊まれるということです。とても行きたいと思いました。アヌワルさんは日本のことをよく知るためにまたいっぱい勉強して下さい。また会える日を楽しみにしています。
 今日はとってもいそがしかった。朝休みも朝自習も10分休みも長休みも5分休みも昼休みもぜぇーんぶ国際交流の準備に使っていた。私はおまんじゅうを持ってきていて、みんなで食べようかと思っていたのに、時間がなくなったのでアヌワルさんだけ食べてもらった。日本風の和紙のような紙によもぎまんじゅうをのせて、説明しながら食べてもらったら、「おいしいっ!」と一言言ってくれた。私はその時、すごくうれしかった。なんてたって、普段あえないような会話できない人に、うれしがってもらえたんだから。先生の言ってた通り、私がアヌワルさんの目を見ながら一生懸命話を聞いていたら、アヌワルさんと何回も目があって、一生懸命お話ししてくれた。たとえ初めて会ったとしても、自分が一生懸命話していて、きちんと受け取ってくれる人がいたら、とっても気分がいいだろう。私はアヌワルさんのお話よりも、おまんじゅうをあげてうれしがってもらえたことが印象に残った。人のうれしそうな顔を見るっていうのは、やっぱりうれしいなあ。 浩和  バングラディシュの文字は、くるまった字が多いことがわかった。物価も安い。MDアヌワルさんは聞いていないことまでバングラディシュのことを教えてくれた。バングラディシュは日本と同じようにはしで食べているのかと思っていたのに、手で食べていたということが分かった。今日はバングラディシュのことがいろいろわかったので良かった。今日はいい日だった。最後におまんじゅうを食べてもらったら、おいしいと言われた。

隆博  アヌワルさんからバングラディシュ語を教えてもらった。まるで字が暗号のようだった。 

二葉  私はちょっと緊張気味だった。けど校長室で3人の笑顔を見ると、何となくほっとした。5限目、韓さんとの交流で、韓さんは質問された人の目をじーっと見て、できるだけ私たちに聞こえやすいようにがんばってしゃべってくれていた。そんな韓さんと同じように、私も韓さんの手や目をじっくり見て聞いた。時間はとっても短かったけれど、韓さんの気持ちはとっても多く受け取れた。最後に握手してもらった韓さんの手は、ごつくて、けど大きくって暖かくって、心までぽかぽかしてきた。国が違ってもそんなものなんて分からなくなるくらいとてもすてきな人でした。 メッセージ  韓さん!お元気ですか?ですよね・・・。17日に、韓さんに会えなかった子が2人います。一人は風邪だと思いますが、もう一人の子は病院のベッドで寝ています。その子はその日だけじゃなく、他の日も来ていません。来たくって来たくってしょうがなくっても来れません。この日に国際交流員の人が来ると知らされたとき、その子・・・みかちゃんは”どうせ来れないし・・・”なんて思っていないと思います。みかちゃんは多分”行きたいな・・・行きたいな・・・”と思って、ヨシその日までに行けるようにがんばろう!治そうと思っていると思います。けど、みかちゃんがいくら治したいと思っても体はいうことを聞いてくれなかったんだと思います。だからこの日も来れなかったのでしょう。みしみかちゃんが元気になって学校に来れるようになったとき今度は少ない時間でもいいです。その時韓さんがもし学校に来ることができたら、真っ先に韓さんに会えなかった2人に会って下さい。そのためにも、みかちゃんが早く元気になって学校に来れる日が来るように、韓さんもいのっていて下さい。 明日美  3人とも優しくて、私もホッとしました。3人とも笑顔がいっぱいあったので、とてもうれしかったです。

琴美  今日はとっても楽しかったです。中国のじゃんけんなどを教えてもらって、とってもいい勉強になりました。じゃんけんの言葉は、方言によって違いますが、韓さんの所は”チン・ドン・バン”でしたよね?今度弟や友達と遊んでみたいです。

志乃  私は中国のところでした。韓さんはとても優しかった。私は「中国の歌ってどんなのあるの?」と聞いたら、いろんなのあるって、言ってくれた。『北国の春』って言うのは、日本から中国に行ったそうだ。コイケさんとの遊びはとても楽しかった。MDさんとあまり話せなかったのがちょっとショックだった。 

 自分だけが楽しいのではなく、その楽しみをみんなで分かち合いたいという思いを持ってくれていた子がいたことがとてもうれしい。その気持ち、ちゃんと美佳に伝わるよ。

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