沖縄・現地学習会レポートU

よろしければ感想を!

レポートは字数が800字程度と制限されているので、貴重なお話のほんのさわりの部分しか伝えることができません。
しかもそこにはまとめる力も必要なので…。
レポートでは書ききれなかった部分、ここでもう少し書かせていただきます。
お話を聞きながらパソコンでメモをとったままになってますから、読みにくいかもしれません。悪しからず。
このときの話はMDで録音しています。
すべての内容が知りたい方には、お分けいたしますので連絡いただければ。

17:40 食事をしながら(山本さんを囲んで)

海軍と陸軍は、ほとんど行動をともにしなかった。
海軍の合流部隊を陸軍は追い出してしまった。司令部系統は、海軍陸軍で混乱を来していた。 海軍は割り切った戦いを、陸軍は徹底抗戦を唱えていた。
 大田実(海軍)・・・大本営へ電報を打つ(沖縄に配慮を)
 牛島(陸軍)・・・最後の一兵卒になっても戦い抜けといって自決

戦争学習の入り口について(沖縄への平和学習について)

なぜ沖縄に来るの?特殊な地域?特別なところなの?
沖縄で起こって沖縄だけに関することだったら学習する意味がない。
特別なことではないんだと言うところをまず押さえる。明らかに憲法の上に安保がある。 治外法権がある。(ゾウの檻・嘉手納基地)あそこでははっきり見える。

唯一の地上戦とは言ってほしくない。硫黄島、その他にもあった。状況が違えば東京でもあったはず。沖縄は差別された場所だったから。
平和の問題だって、石川にいたら見えにくい。沖縄に来たらすっきり見える。

沖縄の学習をする場合、基地とはかけ離れた歴史がある。武器を持たずに交流が続いていた。平和を愛する風土
沖縄空手・・・相手にこの拳を使うことはないよ
人を殺すという言葉も沖縄にはない。風土もない。一兵卒が人を殺したのは上官の命令だったことの証明。

それぞれの人間の生き方、あなたはどう生きていくの?を問い掛ける学習

過去を学ぶことは未来に続く、差別のことを学ぶのは、自分の未来にもつながっているんだ。
沖縄県人会・・調べ学習をとして総合的に学ぶ
事実関係は必要、数字も含めて。

沖縄を教えるのは簡単。きわめて特殊な場所として教えるのではなく、それを石川で一般化する。戦争、安保、石川からも沖縄へ(戦争中)、自衛隊の問題など、自分の問題として考えていこう。
川(ダム)公共のために土地が取られることと、基地の問題を比較学習する。
氾濫を押さえるために
嘉手納は?誰が利益を得ることができたの

90デシベルを体験
沖縄の小学校へ質問状を送る。
1日130回以上来る・・・やかましくて大変でしょう?
返事は「気にならない」
基地があって大変でしょう?
フェスティバルがあるから楽しいです。

いったいこれはどういうことなんだろう。
騒音問題と基地のことを重ねて考えてみてもいいのでは?

とにかく、一般化すること。
沖縄で学んだことを石川で一般化することが次の段階、そこで力量が問われる。 沖縄を教えることは簡単。

沖縄では、客観的に見られないことが、難しい問題。
基地のない嘉手納は知らない。生まれたときから基地がある。飛行機が飛ぶ。爆音がなる。フェンスに囲まれている。 それが日常。いったん外から見ること大切。ずっといる人は運動をしない。外から来た人か、一度外から自分の故郷を見た人が考える。

基地のある町は、基地について発言できない。 基地が経済の基盤。
軍用地収入が遙かに多い。1000万円収入がある人がいる。ほとんど税金はかからない。 働いて200万稼ぐと1200万円に税金がかかる。働かない方が収入が多い。
年寄りは自分の土地のことを考える。基地がない方がいい。
子どもや孫は戦争の前を知らない。お金をもらって郊外に出て、家を建てる。
この2・3年、事件をきっかけに考え始めた。発言も始めている。嘉手納の町長も「基地がある限り発展はあり得ない」と。
よその土地であれば客観的に見ることができる。

53年間、生活をそこに頼っていた嘉手納などは、未来について考えなければ実際話はできない。

湯布院

別府とは違う。家並み町並みをそのまま観光にする。 年間400万人(町だけで)
そこには町づくりのビジョンがある。
そこに海兵隊は似合わない。だから反対する。ポリシーがある。
嘉手納であっても、どういう町をつくりたい、基地はダメだよ、軍隊は入れない。そういう考えがなければ進まない。それはどの地域にも通用するもの。

沖縄のためにやってやってるのに・・・
総理大臣は言う。自分の問題ではない。税金で行っているのに。
日本人は怒りが足りない。 少女暴行事件があって「沖縄県民は非常に怒っている」・・・? 横須賀や東京で起こっても「神奈川県民は怒っている」とマスコミは書くか? 日本人は怒っているとは書かなかった。みんなの問題ではなかった。
政府は楽。あそこは特殊な地域だからととってもらえれば。 あそこはかわいそうだけど、あそこは特殊なところだからと思ってもらえばいい。一般化されると困る。

平和の問題はいろんな地域があってみんないいんだというものでいい。同じ方向でなければいけないというより、それぞれ立場考え方があって、それだからいいんだ認めあうんだというのが平和なんじゃないかな?
クラスの中のいじめや不登校なんかと、基地の問題なんかをクロスさせたり。

一つの判断の違いによって生死を分けたりしていた。
物事を科学的に見る目、自分で考えること判断することは大切なこと。
チビチリガマとシムクガマ。二つのガマの違い。 生死を分けた判断。 人間の生き様で考えることが小学生には大切なのかも知れない。人間性。

平和ガイドは観光ガイドではない。 その人の立場思い生き様人間性。
教えるマニュアルなどは必要ない。相手を見ながら、話し合いながら。 知識を覚えてどうこうではない。生き様を問いかけることが必要。
すべてを語るのではなく、自分が心を動かされたことを語る。知識を伝えることが必要なことではない。 調べるだけでは語れないし問いかけられない。

いろんな考え方はあっていいと思う。一番いけないのは自分で考えていないこと。 正しい問題であっても世論がどうだ多数がどうだで判断する子どもを育ててはいけない。
押しつけることはいけない。人間性のぶつかり合い。子どもであっても踏み込んじゃいけないことがある。

自分で考える子は、生き様の中で考えが変わることがある。立場の違う人の意見を聞ける子どもを育てる。 自分の意見を言うことをあきらめたときに流れが動いてしまった。
仕方ない、ダメだとあきらめたとき・・。

みんなはこういうけど、それでも自分はこう思う。 戦争を支える人間があったから戦争にいった。みんなが反対すれば、戦争にはならなかったしならない。

自分たちの独特なことに誇りを持つか卑屈に思うか。
方言を使うと方言札をつけさせる。方言を使わせない運動。名前を変えさせる。
山本、太田、こんな名は元からは無かった。
学力を上げよう。本土に追いつけ追い越せ。こんな動きがまだある。

違いを尊重しあいましょう。その発想がなければ人間同士やっていけない。 違うもの同志が集まると大きなパワーに。同じものがたくさん集まったって発想は広がらない。

外から見られる有利というのを考えよう。見方によって発想によって。
少数派の意見でも大切なものがあるんだよ。どういう考え方の人も受け入れて。

みんなで一緒にやるんだということがあると排除の発想が出る。どんな人も受け入れる。 それぞれ授業スタイルも発想も違う。それをみんなで交流し会う。

平和教育はこうあるべきだという発想は嫌いだ。 みんなそれぞれの考え方があっていい。たくさんあるから面白い。 事実関係、データ分析は同じ、それをどう生き様と結びつけるのか? ガイドさんの説明もいろいろ。批判もあるけど、いろいろあるから楽しい。

生活経済感覚が伴うから、沖縄でやることが怖い。 発電所の問題。基地の問題。 嘉手納だけで2800人の地主。その他はほとんど国有地。だから所有権の問題がある。

銃剣とブルトーザ。
沖縄人はアメリカとは仲良くしたい。自衛隊が来ると「また軍隊が来た」 日本兵はガマの中で赤ちゃんを殺した。 アメリカ軍はミルクをくれた。
米軍より反日本軍が強い。子どもたちはアメリカ兵とつきあっている。 アメリカ兵は一緒に遊んであげる。こまめに。クリスマスやハローウィンに家に招待する。 車が止まるとクラクションを鳴らすのは日本人。アメリカ人は後ろから押してくれる。

日本軍(自衛隊)が暴行事件を起こしたら、あれほど問題にしたのか?差別ではないか? 米軍が悪いのではなく、あの兵隊が悪い。

フェンスがなければサッカーや野球ができる。
フェンスが問題。あのフェンスを無くすことが大切だと思ってる。だから平和がんばるよ。 アメリカと仲良くするよ。一緒にサッカーやるために。 そうすれば基地はなくなる。そういう発想。

沖縄でやる授業と、石川の授業は違って当たり前。 子どもの感性は確かなものである。目の前の事実だけで判断できる。子どもの発想で授業を組み立てていくことが大切。押しつけることはできない。 力の平和教育???

沖縄だけの休日がある。
政府はそれを認めようとしない。沖縄だけ一日多いのは認められない。
それは全体主義ではないかな? 違いを認めない。その点はアメリカは民主主義が徹底している。

山本先生の話は、たんに沖縄の問題を語ってくださったと言うだけではなく、学校教育全般に関連していることだった。山先が大学院で教授や学生とディスカッションした中で学んだことと共通していることがあって、納得しながら学びあうことができた。 とても満足した時間だった。

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