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嘉数高台でのこと |
| ・・・嘉数まで、米軍は抵抗をほとんど受けていません。この陣地まで日本軍は下がります。この嘉数高地、前田高地・・・、でこの防衛ラインは6万ぐらいあります。向こう(米軍)は18万ぐらい。火力を使って迎え撃ちます。住民は基本的に避難させません。ある意味で住民を盾に使って戦います。艦砲射撃がすごいんです。昼間はほとんど出られません。塹壕を掘ったりします。そして夜切り込みをかけます。米軍陣地に。夜、地形が分からないから嘉数の住民に案内させます。米軍はレーダーで分かりますから、住民が死にますよね。住民は伝令弾薬運びもやります。壕から壕へ渡っていくのも住民です。そこで艦砲なり機銃でほとんど死んでいって。沖縄の激戦地はこの一帯なんです。南部じゃないんです。この中部一帯でほとんど勝負は決まってしまいます。この山の反対側に壕を築きます。こちらに壕を築いて、反対側(海側)にトーチカが残っています。
山本さんの話から |