用語解説

米軍の制限空域
 那覇空港に到着する手前の5〜6分間、飛行機は急に高度を下げる。話によるとその高度は300mで、青い海、さんご礁を楽しむことができる。しかしそれは航空会社のサービスなどではなく、その高さにしか『飛んではいけない』のだ。 それより上空は米軍の制限空域であり、軍用機が安全に飛行するために確保されている。日本の飛行機は、日本の空港へ着陸するために少し間違えれば珊瑚の海へ…と言う危険をおかなさなければならないのである。

沖縄の米軍兵力(98.8)
 海兵隊(18000人)、空軍(8000人・F15イーグル戦闘機53機)、海軍(3000人・第7艦隊)、陸軍(1000人・グリーンベレー)。これは地球全体を侵略できる力があるそうだ。とても『守るための基地』であるとは考えられないと山本さんは語る。

一人あたりに使われる税金(子どもと米軍兵士)
 想像もつかない金額だが、日本の子ども一人に使われる金額が1年で100万あまり、米軍一人には1300万あまりと聞けば何かを感じることができるのではないだろうか。

Aサイン統治下時代の名残
 店の中には、統治下時代の名残がいくつか残っている。長官の写真がいろいろ飾られているほか、これが無ければ店を開くことができなかったと言うAサインなどもあった。これはメニューにはってあるもの。

安保の見える丘
 安保があるから米軍基地がある。 『安保の見える丘』…基地の監視行動をする人達が、こう呼ぶようになったと言う。1978年、軍雇用員手当ての一部負担(62億円)から始まった思いやり予算は、軍事施設建設や基地内の学校、スポーツ施設などへと拡大され、現在では3000億円近くに上る。

嘉手納基地
 広さ20.5平方`(甲子園の800倍)の敷地に長さ4kmのA・B2本の滑走路を備えている。極東ではここだけに配置されていると言う早期警戒管制機E3Aが3機あるなど、世界の情勢が一目で分かると言われる基地である。
極東の平和、日本の平和のために基地があるそうだが、それにしてはあまりにも遠くまで『攻撃』できる装備が配置されているね。スペースシャトルも着陸できるようになっているとか。
嘉手納町はその83%を軍用地として取られ、残りの17%の土地に1万5千人が危険ととなり合わせで生活しているのだ。

楚辺通信所
 通称『ゾウの檻』。反戦地主、知花昌一さん達が土地返還を求める運動をしていることで有名になった。知花さんは、1987年沖縄国体・読谷村で行われたソフトボール競技会場で、メインポールに翻る日の丸にライターで火をつけたその人である。読谷村は「知花は3500円の日の丸を燃やした」と告訴したにもかかわらず、検察官の起訴状は「国旗を燃やした」と変わっていたらしい。これは何を意味するのだろう?