鶴来、草庵

霊峰「白山」に源を発し、加賀平野をゆったりと流れ下る大河・・・てどり。
その中ほどに位置する”水”と”みどり”の町、鶴来。
ここから手取川は『白山連峰』を離れ、平野を進むことになる。

鶴来町は菊姫、万歳楽など加賀菊酒の里として名をはせる。水の美しさは折り紙付き。

の名水は、今、蕎麦処としての鶴来を演出し始めた。

月橋交差点を真っ直ぐ山手の方へ進む。町立博物館、朝日小学校を過ぎると小さな看板が見える。よく見ないと見過ごしそうなので注意。

細い坂を上っていくのだけれど、「本当にこんなところに蕎麦屋があるの?」と心配になり始めたころに、草庵の看板が見えてくる。

鳥の鳴き声、木漏れ日、騒音も聞こえない静かな森の中に草庵はある。『ある』という表現がぴったり来る店だ。

駐車場に車をとめ、暖簾をくぐる・・・前に1つ注意。営業時間内であっても、打った蕎麦が終われば、店は開いていない。(この日も、夜の時間を待たずに営業は終わっていた。)打ち合わせの電話を入れてあったので中に入り、ライブの相談を主人・女将さんと。

草庵のたたずまい

江戸時代、文久三年(1863年)に、谷口家の居宅として建てられたものを再生。柱や梁に使われている欅材は太く、年代を感じられるものである。道路事情が悪いこの時代、大日川、手取川を流してこの大きな木を運んだ大工の、そして当時の主の心が伝わってくるようだ。

蕎麦へのこだわり

長野黒姫の契約栽培農家が、可能な限り天日乾燥を行った素材(玄そば)を真空低温貯蔵
みがき、石ぬき、脱皮、石臼挽きまですべて草庵仕込み
つなぎなし、そば粉100%の生粉そば

このこだわりが、そば本来のコシと香り豊かな味わいを生み出している
一度訪れた人は、また必ず足を運ばずにいられない
それが草庵

一日限定10食 細打ちの田舎そば 美味しかったよ。 本当にかっこいい、草庵のご主人

この草庵で、2000年10月24日(火)、李政美ライヴが行われる
出会いが出会いを呼ぶ、その不思議な世界を味わうために、足を運んではいかがだろう

紹介は、草庵のパンフレットを参考に作成させていただきました