ワイヤレスMIC (No.0006)




今回は25mm×50mmとコンパクトにキット化してみました。今までに何個か作りましたので、説明も重複すると思いますが、まとめとします。




回路の説明
発振回路はFMチュナーとかテレビの局部発振回路などに使われているVHFのコルピッツ発振で、周波数は約76MHz〜 90MHzです。自励式ですので多少の周波数変動はあります。マイクアンプは1石の自己バイアス回路で利得は、20dBぐらいです。音が大きくて歪むようでしたら抵抗R2(100kΩ)を大きくして調節します。マイクはラジカセなどに内臓しているエレクトレット.コンデンサ.マイク(略して)ECMで、FETが1個内臓していてR1(2.2kΩ)により電源を与えています。ダイナミックマイクを使用するときは、このR1をはずします。アンテナの長さは、10cmから30cmぐらいで使用するのが適当かと思います。




製作
配線図と実体図を見比べながら、トランジスタや抵抗、コンデンサ、コイル、トリマなどを専用基板に取り付けハンダ付けします。部品の取り付けは、もやし配線にならないように注意しリード線は穴にしっかりと入れて基板裏側でパターンの方向に曲げハンダ付けします。
”L1”及び”マイク”については、作業にはいる前に下記のように準備しておいてください。

●L1の製作
L1材料 メッキ線を巻く コイル ハンダ付け 出来上がり
5mm直径の
丸棒とメッキ線
丸棒にメッキ
線を10回巻く
巻きあがった
コイル
タップ3回目に
10pFをはんだ
付する
1.5cmに延ばして
出来上がり

 L1のインダクタンスは、測定結果約0.3uHですので 周波数は、 f(MHz)=159/√L(uH)×C(pF) ですから

f=159/√0.3×15≒75(MHz)



●マイクのはんだ付け

マイク ハンダ付けする端子が、外側の丸いケースに
ふれている部分がCOLD(アース)側です。


”トリマ”について

トリマ 丸い部分がローター側ですので電源側へ
切り込んだ部分をコレクタ側へ接続します。

配線図
部品配置図


調整
基板の組立てが終わったら電池をつないで調整しますが、基板と電池の間にテスタを入れ、25mAレンジにして測定します。約6mA以内ならOKです。電流が多かったり少なかったりした場合は、もう一度配線を点検してください。つぎにFMラジオのスイッチをONし放送の無い、なるべく低い周波数にダイヤルを合わせワイヤレス.マイクのトリマTC1をマイナスドライバでゆっくり廻しFMラジオから「ポコッ.ポコッ」という音がするところで止めます。微調整はFMラジオのダイヤルを廻して合わせてください。マイクに話かけるとラジオから音声が聞こえてきます。


時計ドライバで”トリマ”を調整する
マイク




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