世の中にもの申す 18 index

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現状を把握できない人-1

7/31の朝日新聞一面トップの記事が「失業率4.9パーセント最悪更新」でした。同じ新聞の 27面地方版に、日銀金沢支店長の定期記者会見内容として「下げ止まっている。景気判断さらに前進」とでている。

この記事をみて「こいつアホや」とつぶやいてしまいました。失業率が止まってしばらくしてからでないと景気が上向くことはありません。この人はデータの分析(というほどのもんでもないが)ができないのでしょう。こういう人が「えらいさん」としている限り日本の現状は変わらないと思います。彼らは「下げ止まり」とか「踏みとどまっている」とか文学的印象を持つ言葉で現状を表していますが、それについての責任はとらず、「下方に修正」とかいって前言をすぐに翻すのは得意です。
無意味に暗い方向を示唆することは避けて欲しいのですが、今一番求められているのは現状を正確に伝えてくれることではないでしょうか ? 10年くらい我慢しろというなら、みんなそれなりにじっと我慢することを考えなければならないのですが、「ダイジョーブ。ダイジョーブ」と結論を一日延ばしにしているから、我々のイライラがつのるのです。
そういう「ごまかしの経営」が、山一や長銀を破滅に追い込んだのでしょう。日銀や政府はその態度を変えない限り日本をも破滅に追い込む事でしょう。

日本ではあまりにホワイトカラーの率が高いのではないでしょうか。学生は誰もが一部上場企業を目指して、楽しようとしていたために、現場での職人や農業や漁業従事者が不足してしまいました。就職難や企業のリストラですこしはそれが解消してまともになりそうな気がしています。ある意味この不況は悪いことばかりではないと思います。


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