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姫路文学館  安藤忠雄建築研究所 竹中・吉田組JV 兵庫県姫路市山野井町84 1991/03竣工
SK1991/07/P229・NA1991/0624
いつもどおり美しいコンクリートの建築です。例えば用途や敷地によってプランや見え方が殆ど変わらないのはどうしてでしょうね。住宅メーカーは基本プランをどういう敷地にもあてはめていますが、それとの違いは何かと思ってしまうのです。いいものはいい ! と言われればそれまでなのですが、基本的な違いは無いように思えるのです。大きな違いは「質」でしょうけど・・・。
そういう風に疑問に思いながらも、また観に行ってしまうのはやはり魅力のある建築を創っているということになるのでしょうが・・・。どうせ、また同じだから・・・と毎回思うのですが、近くに行けばとりあえず見ておかなきゃと安藤氏の建築に足が向くのです。ふっしぎーだなぁ。
案内板
ここでは打放しではなく間知積みの壁に沿ってアプローチします。打放しよりもなんとなく文学的に感じてしまいます。
このアプローチは壁の高さといい、幅といい気に入っています。いつもの打放しの壁のアプローチの壁はちょっと高すぎるように感じていたので・・・。
エントランス
屋上のトップライトの納まり
これって、かなりヤバイと思いませんか。本当に雨が漏らないのでしょうか ? 竹中工務店がやっているので多分自信があるのでしょうね。奥の方に止水ゴムがガラス越しにうっすらと見えますが。
ガラスとコンクリート天端の納め。うーむ。こわーっ !
ガラス小口をコンクリートの溝に突っ込んでシールですね。この写真だと、独立壁の天端には勾配が無いようですね。ということは、その壁の小口が見えるからですね。

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