珠洲の住宅議事録 index

2000/10/08 図面閲覧用パスワードの発行を中止しました→理由はこちらへ
工事監督記録書を読みたい方はメールをくだされば、パスワードを送ります。個人住宅なので何かあったときのために、読んだ方を把握しておく必要がありますので、名前・住所・勤務先・読みたい理由を書いてください。二次配布はしないことが条件です。

この現場では、最初若い担当者が現場代理人だったのですが、施工図をまともに描かないため現場が三ヶ月くらい遅れました。その遅れを気にするでもなくふらっと現場からいなくなったりで、最近の若い人の責任感のなさは私には理解できないものがありました。現場の進捗への影響は重大なものがあり、経験上初めてのことですが代理人を交代して貰いました。

この議事録は、私から発行のもので建設会社から提出された分は掲載されていないので、問題の結果が分かりにくい部分もあると思います。建築主には、この監督記録書+現場からの工程表・議事録・カタログなどその他の提出物と一緒にして『工事報告書』として二週間に一回提出されます。

こういう住宅などの小さい建築においては報告書を提出していない設計事務所も多いようです。これから住宅の設計・監理を設計事務所に頼もうかと思っていらっしゃる方は、このような書類が提出されて現場で生じている問題点などを把握することができるかということも設計事務所を選択するための条件に入れるべきではないでしょうか。

設計や監理の業務内容を把握し、どこまでのことをしてくれるのか。また、どこまでに責任をとって貰えるのかを知っておくことも重要だと思います。当事務所では、最低でもこのサイトに公開している図面内容や打合せ記録に書かれているくらいの作業は保証します。ここまで、情報開示をしている設計事務所は私の知る限り無いと思っています。

設計時には、『設計打合せ記録』として議事録が提出されますが、それはあまりにプライベートな部分を含むので残念ながら公開はできません。
 
工事監督記録書 『こうじかんとくきろくしょ』建築主へ工事の進捗(しんちょく)状況や現場で発生している問題点、また、決定されたことなどを伝えるために設計事務所が書く議事録です。これは建築主はもちろんですが、確認のために工事施工者にも渡されます。 2,918,643バイト 1999/11/18up
2000/05/18改訂


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