かしわ環境フェスタ2011 エコトーク


 日時:2011年12月10日(土) 14:15〜14:35
 会場:ららぽーと柏の葉 2階 クリスタルコート (千葉県柏市)





荻野目ちゃん登場
 今日は、トークショー&お誕生日ということもあってか、いつもよりフォーマルな感じの服装で登場した荻野目ちゃん。やっぱり可愛い〜。
 
 荻野目ちゃんを写そうとするお客さんのカメラの数が凄かったようで、聞き手の岡田亜紀さんは驚いていました。
 
 プロフィール紹介の後、トークが始まりました。

 岡田さんは、子供の頃に母親にこれを聴きなさいと最初に与えられたカセットテープが、荻野目ちゃんの「ダンシング・ヒーロー」や「六本木純情派」の入ったアルバムだったということで(『ノン・ストッパー』かな?)、荻野目ちゃんに今日会えるのを楽しみにしていたそうです。
 荻野目(以下、荻)「ステキなお母様ですね(笑)。ありがとうございます。」
 
岡田(以下、岡)「今日は感激しております。」

 [荻野目ちゃんの子供の頃&子供たち]
 荻「9歳の時に、チビッコ番組に出てました。両親には、本人が好きならやりなさいと協力して貰いました。」
 
荻「周りの協力なしには、夢を叶えるのは難しいですよね。」
 
 岡「子供たちが何かやりたいと言ったら?」
 荻「何かやりたいなら、本気でやりなさいと言っています。」

聞き手は、フリーアナの岡田亜紀さん

 
[エコ]
 岡「普段取り組んでいる事はありますか?」

 荻「家で縫い物とかしてるんです。使い古しのバスタオルを切って雑巾にして、学校に持たせるとか。可愛いキャラクターのとか売ってるんで、そういうのを持ってくる方も多いんですけど、うちはこれでいいって。」

 
荻「あとは、子供服ですよね。うちは三姉妹なので、三番目まで回っていきますからトコトン使えるんで、それだけでエコだと思うんですけど、それだけじゃなく、主人が着なくなったTシャツを切って、子供用のパジャマにしたりとか、そういうことはしょっちゅうやってるんです。」
 岡「素晴らしいですよね。お下がりを嫌がることはないですか?」
 荻「私も四人兄姉の末っ子だったんですけど、新しい物はいつも羨ましかったし、いいな〜と思うのはあったけど、お姉ちゃんの着ていたあのワンピースを今度私が着られる!そういう喜びもあったし。半分半分ですよね。」

 
[東日本大震災]
 岡「その時、荻野目さんはどちらに?」

 荻「東京の自宅で、三番目の娘と二人でいました。私は娘を抱きかかえて守るという感じで。」
 岡「お姉ちゃんたちは?」
 荻「学校にいる時だったんで、こちらから学校に連絡して、生徒は無事ですと聞いてほっとして。あの瞬間って、すぐに電話が繋がらなくなりましたよね。ですけど、たまたま主人も東京にいた時でしたので、連絡も取れたし。本当にすぐに声が聞けて、それだけで安心しました。」

 岡「コミュニケーションも大事ですし、みなさん節電にも気を付けられるようになって、先程のエコの話に通じるものがあると思います。」
 荻「そうですよね。私みたいに歌のお仕事をしていても、きらびやかにテレビ局の照明とかコンサート会場の照明とかありますけども、アコースティックでも出来るような事を、いつも考えていたいなとも思うし。“歌”って何もいらないって言ったら、いらないじゃないですか。ここ(喉)だけあれば。」

YOKOスマイル

 [今の活動]
 岡「今の活動を教えていただけますか?」
 荻「最近は、インタビューとか、子供たちが学校に行ってる時間に受けさせて貰ったりして、自分の出来る範囲内でお仕事をさせて貰ってるんです。ライブのオファーを頂くと、一泊ぐらいなら行けるかなって時は行かせて貰ったりして、なるべく家庭に負担の掛からないような感じで、出来る事はやらせて貰っています。」


 岡「このイベントをやるってなった時に、スタッフが荻野目さんを呼びたいんだけど来てくれるかなと言ったら、凄く快く引き受けて下さったという話を伺って。みなさんも今日お会い出来ましたし、本当ありがとうございます。」
 荻「千葉県の事ですからね。私も一番思い入れが強いですから、ハイ、もう二つ返事で引き受けさせて貰いました。」

 [ウクレレ弾き語り]
 岡「みなさん、歌聴きたくないですか?」
 客席から拍手。
 荻「アハハ、トークショーという事で、お話だけという感じでしたよね。」
 岡「でも、みなさん、歌聴きたくないですか?」
 さらに、客席から拍手。もちろん私も、願いを込めて拍手。
 岡「先程、喉があればというお話だったので、是非〜。」
 岡田さん、ナイスです。
 荻「歌いますか。」
 岡「よろしいですか?」
 荻「ハイ、いいですよ。アコースティックで行きますよ、エコで。今日はエコがテーマなので。」
 荻野目ちゃん、ウマイ!
 岡「嬉しいです。ありがとうございます。準備をお願いします。」
 荻「準備といっても、ウクレレだけなんですけども。」 

急遽、ウクレレの弾き語りを披露♪

 岡「より一層カメラの台数が増えたような。みなさんとっても貴重ですよ。」
 荻「リハも何もやってないので、間違ったらもう1回やります。」
 “間違ったらごめんなさい”ではなく、もう1回やりますだなんて、嬉しい〜。
 
 岡「みなさん、もう一度大きな拍手を!では、よろしくお願いいたします。」
 荻「じゃあ、みなさん聴いたことがあると思う曲にしました。「コーヒー・ルンバ」、アハ。」
 うわー、まさかここでウクレレの弾き語りが聴けるとは!それも「コーヒー・ルンバ」だなんて、感激です。
 いつか、生で見てみたいと思っていたウクレレの弾き語り。夢が叶いました。だから、今回は写真は撮らず、しっかり集中して自分の目に焼き付けようと思いました。

 ♪ むかしアラブのえらいお坊さんが
   恋を忘れたあわれな男に
   しびれるような香り いっぱいの

 ポロンポロンと軽快なウクレレの音とともに歌い出した荻野目ちゃんですが、ここまで来た時、急に演奏の手が止まりました。
 あれ?どうしたんだろう?
 荻「あっ、手拍子して下さるんだったら、じゃあ、どうしましょうかね。どういう方が打ちやすいですか?こういう感じですかね?パン、パン、パン。こういう感じですか?」
 荻野目ちゃんは、手拍子に気を遣ってくれたようです。優しい〜。
 荻「ありがとうございます。じゃ、その手拍子に合わせて行きましょう。もう1回行きますね。ワン、ツー、ワンツー、♪ むかしアラブのえらいお坊さんが」
 
 こうして、1番のみの「コーヒー・ルンバ」ショートバージョンを披露。
 荻「イエーイ、ありがとうございまーす。」
 岡「ありがとうございます。みなさん、もう一度大きな拍手をお送り下さい。」
 荻「温かい拍手を、ありがとうございます。」 

お誕生日おめでとうございます!

 [Happy Birthday]
 岡「本当にお変わりなく。(一段と声を大きくして)そして、荻野目洋子さん、今日がお誕生日ということで、お花を私から。」
 荻「スゴイ大きな!ありがとうございます。」
 岡「おめでとうございます。今日12月10日がお誕生日ということで、本当に素晴らしい日に柏に来て頂きまして。」
 荻「いえいえ、偶然だったので、こんなお祝いまで頂いて、ありがとうございます。嬉しいです。」
 ここで、オメデトー!と叫びたかった私ですが、勇気がありませんでした…。

 [今後の予定]
 岡「今後はどのような予定ですか?」
 荻「みなさんと、こうして近くでお話ししたり歌を聴いて頂いたり、そういう場を来年以降もっともっと増やしていけたらなあと思っていますので、また近くに来ましたら、是非みなさん会いに来て下さーい。」
 荻野目ちゃんのこういった発言は、とても嬉しい。近くじゃなくても、また会いに行きまーす!
 
 岡「ご予定はホームページとかブログとか?」
 荻「そうですね、毎日ブログを書いていますので、今はそちらからの情報が一番早いと思います。」

 [メッセージ]
 岡「今日は、たくさんの人が来てくれてますので、みなさんに最後、ひとことメッセージをお願いいたします。」
 荻「ハイ。今年も残すところあとわずかですけれども、みなさん身近にいる方に優しくというか温かい気持ちで、これからも日本を明るく盛り上げて行きましょう!私も歌を歌う立場として、これからもみなさんが元気になれるような歌を歌って行けたらな〜と思っていますので、応援よろしくお願いします。今日は、ありがとうございました。」


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 トークのみでも、今年最後の荻野目ちゃんの見納めと思い行った、柏市のトークイベント。
 会場に向かう時、柏市とは反対方向の電車に乗ってしまって冷や汗をかき、帰りは余韻
に浸っていたら、乗継駅を4駅も乗り過ごしてしまったりとハプニングの連続でしたが、とて
も思い出深いイベントとなりました。
 翌朝には、ホテルの窓から雪化粧した綺麗な富士山を見ることが出来、私自身清々しい
気持ちで、2011年のイベント参加を締めくくることが出来ました。
 
 2012年の荻野目ちゃんの活動がより活発になり、こうしたイベント参加の機会が増える
事を期待したいと思います。
 
 どこでイベントがあろうと、私は出来る限り行きますよー!


(2012.1 むくすけ)