楽天ジャパンオープン2011 ATP SUNDAY
荻野目洋子 ミニLive



 日時:2011年10月2日(日) 16:00〜
 会場:有明コロシアム
【曲目】
 1. コーヒー・ルンバ
 2. 六本木純情派
 3. ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)
 
 ダンサー : RYONRYON.  Fuyuko  Hisako  Yoko


 
 楽天ジャパンオープンテニス2011の前夜祭イベント「ATP SUNDAY」で、荻野目ちゃんのミニLiveが行われました。
 
 12:00開場の30分前には、すでに入場を待つ人たちの長蛇の列が出来ていました。
 会場の有明コロシアムに入ると、屋根のないコートにビックリ!雨が降らないことを祈りました。
 会場内には軽快な音楽が流れ、お客さんたちは自由に飲食しながら、イベント開始までの時間をのんびりゆったり過ごしていました。そんな中、慣れない場所にやや緊張気味の私…(笑)。
 
 13:00に司会進行の方たちがコートに現れると、その中に辻野隆三さんを発見!ちょっと得した気分です。
 公開練習を見たり、会場の外に出て出店ブースを覗いたりして、16:00のミニLive開始まで過ごしました。

 15:50、まるでコンサート会場の開演前のように「THIS IS POP」が大音量で会場に流れると、まもなくLiveが始まる嬉しさと程よい緊張感で、もうドキドキワクワク状態です。

 16:00、4名のダンサーの方たちがコートに登場。
 荻野目ちゃんのLive開始を知らせるアナウンスがあるものと思っているうちに、聴き覚えのある「コーヒー・ルンバ」の前奏が流れ出しました。「あれ?始まった??」
 
 心の準備も出来ないまま、どうやら始まったらしいミニLive。状況がよくわからないまま曲は進み、そうこうしているうちに荻野目ちゃんの歌声が!これはまぎれもなく今歌っている生の声。
 ところが、コートで踊っているのはダンサーの方たちだけで、どこを探しても荻野目ちゃんの姿がありません。
 「荻野目ちゃんは?荻野目ちゃんはどこーっ!?」と必死にキョロキョロ探している間も、曲は進んでいきます。「早く見つけないと!」気持ちは焦る一方です。

 曲の1番が終わる頃、客席から荻野目ちゃんが登場。「いたーっ!!」心の中で叫びながら、コートへ移動する荻野目ちゃんを、目で追いかけます。
 黄色のブラウスにオレンジのミニスカート、ハイソックスに黒のスニーカー、そして茶髪にしたショートカットの荻野目ちゃん。若〜い!カワイイ〜♪
 主役の登場に会場から拍手も起きて、いよいよ本格的なミニLiveのスタートです!
 
 ところがそんな矢先、またもや私は焦ることに。なんと、荻野目ちゃんは私の席とは反対の方向を向いて、踊り出したのです。ガーン…。 
 大好きな「コーヒー・ルンバ」。私は、座席移動した方がいいのかどうか迷い続け、心は大きく揺れていました。
 「歌っている時の後ろ姿を見る機会は滅多にないだろうから、これもある意味貴重かも。」と気を取り直し、あとはLiveに集中です。
 当時の振付のまま、ダンサーのみなさんと一緒に歌って踊る荻野目ちゃん。ミニとはいえ久しぶりのLiveのはずなのに、ブランクは全く感じさせません。歌って踊る荻野目ちゃんは、やっばりイイです!最高です!!
 
 結局、荻野目ちゃんは向こうを向いたまま、1曲目の「コーヒー・ルンバ」は終了。
  
 ここで、司会進行の鍋島アナが登場。簡単なやりとりのあと、2曲目「六本木純情派」へ。
 荻野目ちゃんは歌いながらコートのネットに近づき、その片隅に置いてあったボールバッグを肩にかけると、ラケットを持って歩き出しました。どうやら、客席に向かってサインボールを打つようです。
 ボールを取り出し、コートにバウンドさせた荻野目ちゃん。ところが、右手に持ったマイクとラケットを持ち替える間にボールのバウンドがなくなり、うまく打つことができません。
 そんなことを何回か繰り返し、あきらめて手でボールを客席に投げ入れたり、ラケットに当たったと思ったら山なりのボールではなく思い切り直線で打ち込んでしまったり、バッグからボールがコロコロ転がり出てきた時には思わずボールに向かって「おーい!」と声を発したりと、荻野目ちゃんの悪戦苦闘はまるでコントのようです(笑)。
 会場のお客さんは、そんな荻野目ちゃんの様子にドッと沸き、うまくボールを打てた時には拍手喝采、会場全体が和やかな雰囲気に包まれました。
 
 こんな状況の中でも荻野目ちゃんは歌うことをやめず、最後まで歌い続けて「六本木純情派」は終了。
 「本当はもうちょっと上手いんですけど。歌を歌わなくちゃという気持ちと、ボールを打たなくちゃという気持ちがぶつかって。」と話す荻野目ちゃん。
 3児の母となった今でも、時々笑わせてくれるところは昔と全然変わってなくて、荻野目ちゃんは荻野目ちゃんのままでした。それが何だか嬉しくて、少しセンチメンタルな気分に…。

 最後の曲は「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」
 再びダンサーのみなさんと一緒に踊って、カッコイイ荻野目ちゃん全開です。今日の荻野目ちゃんの歌声は、本当に素晴らしいの一言。やっぱり上手いです!さすがです!!
 隣の席に座っていた中学生の女の子が「上手い」とつぶやいたのを、私は聞き逃しませんでした。思わず心の中で「ヨシッ!」とガッツポーズです。

 「ダンシング・ヒーロー」を歌い終えると、荻野目ちゃんは客席に手を振り、退場して行きました。
 
 3曲すべてがフルコーラスで、しかも歌って踊る荻野目ちゃんが見られて、本当に幸せな20分間でした。この3曲なら、ミニでも十分満足です。私にとって、最強の選曲でした。

 荻野目ちゃんの3人の子供達も見ていたミニLive。ますます自慢のマミィーになったことでしょう。
 ミニLiveを企画して下さった辻野さんをはじめ大会関係者のみなさん、Liveを大いに盛り上げて下さったダンサーのみなさんとKUROMAさん、本当にありがとうございました。
 
 そして何より、素晴らしい歌とダンスを披露してくれた荻野目ちゃん。
 最高のミニLiveをありがとうー!!楽しかったよー♪
 

(2011.10 むくすけ)