おん祭MINOKAMO 2001
荻野目洋子 in MINOKAMO

さあ!ダンシング・ヒーローを踊ろう!!

2001年8月18日(土)
 ミニライブ19:10〜 盆踊り21:00〜 
岐阜県美濃加茂市 木曽川緑地ライン公園

ミニライブ曲目:「六本木純情派」「湾岸太陽族」「DEAR」「コーヒー・ルンバ」


 
 午後2時、美濃太田駅到着。列車がホームに入ると同時に、「幸福への時間」のジャケット写真を使用したイベントのポスターが目に飛び込んでくる。一気に気分も盛り上がる。
 天気は時折青空が覗くものの、うす曇り。長時間外にいることを考えると、ありがたい。
 ちょうどその頃、ライン公園ではミニライブのリハーサルが終了していた。
 
【リハーサル】
 待った甲斐があり、リハーサルも見ることができたし、しかもどの曲もフルコーラス聴くことができたので、うれしかったなぁ。なかなかリハって見れないですからね。これが屋外の良さ!曲の途中、軽くストレッチしたりしながら歌う荻野目ちゃん、初めて見ましたよー。私服もかわいかった!
 「DEAR」が流れてきた時には、思わず歓喜の声をあげてしまいました。まさかこの曲が聴けるなんて…。とてもキレイで伸びやかな声が、青い空に響いて良かったなぁー。夏にぴったんこ。
 〜まいっちょさんの旅日記より〜
 
 午後4時、ライン公園到着。途中の駅前会場では、消防音楽隊のパレードが行われ、道の両側には露店も並び、どこか懐かしい気持ちになる。
 なんとか席は最前列を確保。しかし、ステージとなるやぐらとの距離はかなりあり、肉眼では荻野目ちゃんの表情はまるで見えそうもない。会場には、大きなスクリーンも用意してあったが、それもはっきりとは見えない距離。う〜ん、残念。
 
【インタビュー】
 午後5時頃、会場に流れていたお祭り期間限定のMINI FMに、本番を控えた荻野目ちゃんが登場。控室から携帯電話を使ってのインタビューとなった。(残念ながら、最初の方は音が小さく聴き取れず。美濃加茂に来たことはあるかという問いに対して、岐阜には何度かコンサートで来たことがあり、ドラマのロケでも来たと答えていたような…。)
 *   *   *   *   *
司会者(以下司):「本当に楽屋から見る景色もいいんですけど、会場の雰囲気はどうでしょうか。」
荻野目(以下荻):「本番になると、もっともの凄い人達が集まるんだと思うんですけど、スタッフの方達も前々日ぐらいからやぐらを建てて下さっていて、もうみなさん活気があってすごくいい雰囲気ですよね。私も一緒になって盛り上げなきゃ!っていう感じです。」
司:「あのー、だいぶ荻野目さんの意気込みも伝わってきますけど、荻野目さんご自身は夏祭りっていうと何か思い出とかあります?」
荻:「そうですねー、私は夜店とか大好きですから、小さい頃のいい思い出はありますが、特に私は田舎っていうのが無かったので、こういう自然に恵まれた所でのお祭りっていうのはすごく憧れるんですよ。」
司:「いいですよねー。今、屋台の話が出ましたけど、何がお好きですか?」
荻:「まぁヤキソバとか、定番モノが、ハイ(笑)。」
司:「そんな話をしたら、堤防通りのいろんな屋台のヤキソバ屋さんがもう大喜びですね。」
荻:「アハハハハ(笑)。」
司:「ちなみに今荻野目さん、どんなお衣装を着ていらっしゃるんです?」
荻:「えっとですねー、もうあのー意気込みがスゴイんで、ミニライブ用の衣装を着ちゃってるんですけど(笑)。」
司:「もう既にこの段階で着込んじゃってくれてますか!」
荻:「そうなんですよ。」
司:「ありがたいことでございます〜。」
荻:「あのー、体を温めてきました。ミニライブは7時ぐらいですよね?ですけども、着込んでます。アハハハ(笑)。」
司:「なるほどね〜。ありがたい事じゃないですか。会場内のお客様も、今か今かと始まるのを待ってらっしゃいますし、我々の本部スタジオから見ますと、続々とお客様が会場内に足を運んでらっしゃるんですよ。」
荻:「そうですね。なんか浴衣姿の綺麗な女性とか私も目にして、やっぱりお祭りっていいなあーと思いましたよ。」
司:「ですよね。ですから荻野目さんがステージに上がる頃には、もう凄い人になっていると思いますので。」
荻:「いつも以上に、たくさんの方に集まっていただきたいですね。
司:「はい、ひとつよろしくお願いしますね。」
荻:「ヨロシクお願いします!」
 *   *   *   *   *
司:「荻野目さんにお伺いしたいんですけども、「ダンシング・ヒーロー」をずーっと今後も美濃加茂のこのお祭りで使ってもよろしいでしょうかねえ?」
荻:「えーっとこれはねえ、是非これからもみなさんが愛して下さるなら、続けていただきたいなと思います。」
司:「それはもう、こちらのスタジオでもモチロンです!と声があがりましたけど、もう多くの方がそう思っていると思いますよ。」
荻:「そうですか。」
司:「ハイ。それに、美濃加茂の市民のみなさん、一度はこのおん祭に足を運んでいらっしゃると思うんですよ。そうすると、毎年このダンシング・ヒーローが盆踊りの中で一番の盛り上がりを見せるんで、みなさん一度は踊ったことがあるんですよ。」
荻:「スゴイですよねー。あの、さっき私、音合わせをしている時でも、遠〜くの方で踊ってる方が見えたんですよ。スタッフの方だったのか、たまたま歩いていた人だったのかわからないんですけど、すごい嬉しかったですね。本当に浸透してるんだなあと思って。
 *   *   *   *   *
司:「今日のおん祭、荻野目さんのオンステージの方も、非常にみなさん楽しみにしておりますので頑張っていただきたいと思います。あと、今後の荻野目さんのご予定をよろしければ聞かせて下さい。」
荻:「ハイ。10月24日にニューシングルをリリースします。これは「LOVE」というタイトルで、ジャズの有名な曲をカバーしてるんで、聞いたことある方も多いと思うんですが、アレンジを変えて歌いますので。」
司:「またちょっと大人っぽいイメージを醸し出すなんていった感じですか?」
荻:「う〜ん、どうでしょうかね〜。今、長嶋さんになっちゃいましたけど(笑)。」
司:「(爆笑)」
荻:「アハハ、自分ではそういう風には思わないですけど、荻野目洋子流に爽やかに歌ってみました。」
司:「なるほど。そちらの方のリリースも非常に楽しみになってきましたけれども、なんと言っても、今日我々としましてはこの後行われますステージの方、ひとつ気合いを入れて頑張って下さい。」
荻:「そうですね。私も夏祭りで歌うっていうのは実は久しぶりなんですよ。だから今日は夜ですし、ライトも点きますし、虫もいっぱい飛んで来ると思うんですけど(笑)、口に入ろうとも頑張って歌いますので、みなさんも是非見に来て下さい!」
司:「そうですよねー。リハーサルでも拝見しましたけども、やぐらの上で歌いますが、高い所は大丈夫ですか?」
荻:「大丈夫です。慣れてます。」
司:「わかりました。いつものようなダンサブルなステージを期待しています。」
荻:「いや〜、今日はみなさんの踊りには勝てないと思うので、じっくり見ながら歌ってると思うんですけど(笑)。」
司:「アハハハ。それじゃあひとつ、本番でもヨロシクお願いします。」
荻:「ヨロシクお願いしまーす!」
司:「ありがとうございましたー。」
 
【ミニライブ】
 日も暮れた午後7時10分、ミニライブスタート。聴き慣れた「六本木純情派」のイントロが会場に響き渡る。上は白、下は赤いパンツという衣装で荻野目ちゃん登場。
 やはり表情は見えない。スクリーンに目をやる。けれども、目の前のステージで本人が歌っているのに、スクリーンを見ていては意味がない。折角のライブ。表情は見えなくても、生の醍醐味を楽しもう。そう思った。
 こんなに大音量で荻野目ちゃんの歌声を聴くのは、いつ以来だろう。荻野目ちゃんの力強いボーカル。伸びやかな声。なんにも変わっていない。幸せを噛みしめる。
 *   *   *   *   *
 〈MC〉
 「どうもありがとうございまーす。みなさん、コンバンハー!(コンバンハー!)盛り上がってますかー?(イエーイ!)ありがとうございます。美濃加茂商工会議所青年部10周年、みなさんおめでとうございます。そして改めまして、お招きいただきましてありがとうございます。正式には、去年お祭りに来て下さいというお話をいただいて、数ヶ月前に青年部のみなさんと実際にお会いして、打ち合わせというかこのお祭りについてと、そしてこの8年間みなさんが私の「ダンシング・ヒーロー」をなくてはならない存在として楽しんで下さっているというのを聞いて、もうその意気込みにすごい驚きと本当に嬉しいなあという気持ちで一杯になりました。こうして夏祭りで歌うのは、すごい久しぶりなんですけれども、いい感じで日も暮れてちょうど真っ暗になってきて、どこまで人がいらっしゃるのか、ほんと堤防の方にもたくさんの方がいらっしゃるんですけれども、みなさん見えてますかー?ハーイありがとうございます。今日は盆踊りと、そしてその前にこのミニステージで、みなさんに今まで以上の思い出を作っていただきたいと思います。精一杯歌いますので、楽しんでいって下さーい!では続いて「湾岸太陽族」「DEAR」2曲続けて聞いて下さい。」
 *   *   *   *   *
 荻野目ちゃんのMCが終わると同時に「湾岸太陽族」のイントロが流れ出す。この絶妙なタイミングがたまらない。まさかこの2曲が聴けるとは。
 奇しくも14年前のちょうどこの日、8月18日に初めて行った荻野目ちゃんのコンサート。この「湾岸太陽族」も歌われていたことを懐かしく思い出す。感慨もひとしおだった。
 曲は一転して「DEAR〜コバルトの彼方へ〜」。今回初めて生で聴く。開放的な屋外に響き渡る荻野目ちゃんの歌声は、心地よい涼風に乗って、私の心に届いた。
 しかし、ステージ上は、肉眼でも確認出来る程のもの凄い虫の数。きっと、歌いにくいに違いない。けれど、そんなことはおくびにも出さず、歌い続ける荻野目ちゃん。さすがプロ。感動した。
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 〈MC〉
 「どうもありがとうございます。2曲続けて聴いていただきました。舞台の上は、ライトがすごく明るいので、虫も段々増えてきたんですけれども(笑)、えーお客さんの方もあちらの方から続々と増えているようで、この後の盆踊りもますます盛り上がるんだろうなと思いますが、ミニライブの方は何しろ制限時間が決まってますので、残りあと1曲です。みなさん、もっと盛り上がって行きましょうー!どうですか?イエーイ!お祭りですからね、もうこの際、夏休みの宿題とかそういうことは一切忘れて、今日は今日で一番盛り上がって行きたいと思います。それじゃあ、もう1曲みなさんと一緒にこの曲でも踊りたいなと用意してきました。一緒に踊って下さーい!」
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 待ってました!「コーヒー・ルンバ」。やぐらの周りの青年部の方達も大盛り上がり!荻野目ちゃん最高!!でも、この場所では立ち上がって一緒に踊ることも出来ず、悔しい思いをする。残念。
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(曲のエンディング部分が流れる中)
 「どうもありがとうございましたー!この後も、盆踊りで盛り上がりたいと思います。みなさんまた、もっともっと盛り上がって下さいねー。アリガトウ。」
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 仮設リフトに乗って、荻野目ちゃんがやぐらから降りて行く。普通のライブなら、これからという時に終わってしまった感じで、少々寂しい。でも、いいステージだった。
  
 この後、手筒花火や大蛇伝説などが披露され、祭りも佳境に。
 
【花火大会】
 午後8時過ぎ、打ち上げ花火開始。
 開始の際に、ピンクの浴衣に赤い帯姿の荻野目ちゃんが登場。打ち上げのカウントダウンに参加。「10・9・8・・・・・2・1・ファイアー!!」壮大な花火を心ゆくまで堪能した。
 
【盆踊り】
 午後9時、盆踊り開始。花火終了とともに、人々が一斉にやぐらに向かって走り出す。
 同じようにやぐら前へ。地元の盆踊り「ライン音頭」「美濃加茂踊り」がかかり、踊りの輪も徐々に出来上がっていく。
 ものすごい熱気の中、浴衣姿に団扇を持った荻野目ちゃんが満を持して登場。この目でしっかりと顔を確認する。何とも言えない嬉しさがこみあげる。
 *   *   *   *   *
司:「荻野目洋子さんでーす。」
荻:「コンバンハー!みなさん、コンバンハー!」
司:「どうですか、荻野目さん。すごいお客さんの数ですよ。」
荻:「いや〜やっぱりスゴイですね。」
司:「ビックリしましたよ僕も、やぐらの上に上がって。」
荻:「スゴイですね、みなさん気を付けて下さい。ケガのないように。」
司:「荻野目さん、先程の美濃加茂の花火はご覧になりましたか?」
荻:「見ましたよー。すごい盛大な花火でしたね。話には聞いてたんですけれども、こんなに間近に見る事ってなかなかないじゃないですか。もう首がね、もう真上に向きましたね(笑)。」
 *   *   *   *   *
司:「盆踊りを楽しんできましたけれども、いよいよ荻野目洋子さんの登場でございます。このイベントは美濃加茂商工会議所青年部が10周年を迎えるにあたりまして、『おん祭MINOKAMO 2001』やはり市民のみなさんとともに大いに盛り上がりたいということで、どうしても荻野目洋子さんに来ていただきたかった訳でございます。」
荻:「ありがとうございます。」
司:「何と言っても、こちら美濃加茂のおん祭では「ダンシング・ヒーロー」を8年程前に盆踊りで取り上げましたところ、凄いお客様からの反応だったんですよねー!」
客:「イエーイ!!(大歓声)」
荻:「嬉しいですね。」
司:「それ以来、毎年「ダンシング・ヒーロー」を目当てにたくさんの方が詰めかけるという程、おん祭の盆踊りには欠かせない、そんな素晴らしい曲になりました。」
荻:「いや、ほんと嬉しいですね。最初聞いた時は、これ冗談かなっていうくらいに、どうやって踊って下さってるんだろうって、想像つきませんでしたからね。」
司:「これが凄いんですよ。しかも、美濃加茂だけにとどまらず、ここから火が点いた「ダンシング・ヒーロー」の盆踊りは、最近では名古屋市やいろいろな市町村で踊られているんですけれども、すべてそのスタートはこの美濃加茂のおん祭からだったんですよ。そうですよねー、みなさーん!」
客:「イエーイ!!(大歓声)」
荻:「美濃加茂、万歳ですね。」
司:「ありがとうございます。本当に嬉しい限りでございます。そんなみなさんの熱い思いがやっと届いて、本日、荻野目洋子さんがこの美濃加茂に来て下さいましたー!」
客:「イエーイ!!(大歓声)」
荻:「来ましたー!本当にスタッフのみなさんはじめ、この地元のみなさんが、凄く盛り上がって下さるという話を聞いて、これはもう、来ない訳にはいかないでしょうということになりましたから。嬉しいです、私も。」
司:「スタッフを代表いたしまして、ここで頭を下げさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。」
荻:「いえいえ、こちらこそ。みなさん本当にありがとうございます。」
司:「さあ、それではみなさん、お待たせいたしましたー!みなさんそろそろ行っちゃっていいですかー!」
客:「イエーイ!!(大歓声)」
司:「じゃあ、行っちゃいますかー!それでは荻野目さん、よろしくお願いいたします。」
荻:「ハイ!」
司:「荻野目洋子さんで、「ダンシング・ヒーロー」!!」
荻:「みなさん一緒に、じゃあ踊って下さーい!」
 *   *   *   *   *
 「ダンシング・ヒーロー」Modern Versionのイントロが流れ、やぐらの前に設置された、いくつかの大きな和太鼓がドンドコドンドコ曲に合わせて鳴り響く。これまた壮観。初めて目の当たりにした「ダンシング・ヒーロー」の盆踊り。大勢の地元の方が、一斉に速い移動で踊り始め、一斉に掛け声をかける。
 1・2・3「ヘイ!」1・2・3「ヘイ!」チョチョンがチョン、チョチョンがチョン。凄い…。感動。
 大盛り上がりで1回目が終了。
司:「スバラシイー!」
荻:「凄いですね。やっぱりみなさん、生だと踊りが違ってくるんですか?」
司:「当然です。」
荻:「みなさん、どうですかー?」
客:「(大拍手)」
荻:「ありがとうございます。来た甲斐があります。」
司:「これだけたくさんの方が踊っているのをご覧になって、どうですか?」
荻:「浴衣に下駄で「ダンシング・ヒーロー」を歌うってことはないんですけれども、やっぱり嬉しいですよね。なんかこう、おしとやかな感じなのかなーと思ったら、結構「ダンシング・ヒーロー」ならではの明るさも取り入れていただいて、覚えやすいですね。」
 *   *   *   *   *
 この後、子供の頃以来という盆踊りを披露することに。“やぐら踊り隊”の男性陣と共に「美濃加茂踊り」を踊る。
荻:「えっと、みなさん独身なんでしょうか。」
司:「どうでしょうか(笑)。」
荻:「ハハハ(笑)。」
司:「なるべく、ご希望に添うようなスタッフをご用意いたしましたので。」
荻:「いえいえいえ(笑)。」
 さすが荻野目ちゃん。踊りの仕草がしなやかで色っぽい。
 *   *   *   *   *
 司会の方が進行している間も、あちこちで「洋子ちゃーん!」と呼ぶ地元の方達の声が聞こえてくる。嬉しい。
司:「えー、盛り上がったところで、荻野目さん、もう一度、行きましょう!」
荻:「ハイ。行きますか?」
客:「イエーイ(拍手)!!」
司:「この会場の拍手に応えない訳にはいきませんよー。」
荻:「わかりましたー!」
司:「申し訳ございません。もう1回行っちゃいましょー!「ダンシング・ヒーロー」です!」
 2回目の「ダンシング・ヒーロー」のイントロが流れる。
荻:「みなさん!10周年ですからねー、青年部のみなさんのお力添えもあって、今までで最高の盆踊りにしましょうー!!」
 大盛り上がりのまま2回目も終了。
「どうもありがとうございましたー!」そう言って、やぐらから降りていく荻野目ちゃん。
 *   *   *   *   *
 アンコール!アンコール!アンコール!といつまでも続く声。
すると、再びイントロが。「キャー!!」大歓声。会場の興奮も最高潮!!再び、荻野目ちゃんがやぐらに戻って来た。
荻:「みなさーん、盛り上がってますねー!もう1回、歌っちゃいますよー!!」
 3回目の「ダンシング・ヒーロー」。荻野目ちゃんもノリノリで、本当に嬉しそう。
「ヘイ!」という掛け声が、より一層大きなものになり、踊っている方達の表情もイキイキとしていた。もの凄く感動した。
荻:「みなさん、本当にありがとうございましたー!また会いましょうー。
 
 荻野目ちゃんが帰った後も、遅くまで盆踊りは続いた。「ダンシング・ヒーロー」のイントロが流れ出すと、踊る人がどっと増えて、みなさん本当に楽しそうに踊っていた。これほどまでに「ダンシング・ヒーロー」の盆踊りが愛されているとは。本当に嬉しかった。
 帰り際に、再び堤防の上から踊りの輪を眺めた。こんな深夜に、誰に気兼ねすることもなく、大好きな荻野目ちゃんの曲を大音量で聴ける幸せ。
 美濃加茂に来て本当によかった、おん祭に参加できて本当によかった。心からそう思った。

                                                    
 (2001.8 むくすけ)