公開日記 9月篇

2001年9月29日(土)
ああ、頭が痛い。
 昨日は会社の人たちと、アルコールを摂取しに街に出る。
久々の夕暮れの駅前である。学生が多い。しかし、なんとい
いますか、最近の女子学生のスタイルはよろしいのですねぇ。
意外な感想をもちつつ、ぼんやりと駅の前で時間をつぶす。
煙草を三本吸った。こんな事を書くとほとんどハードボイルド
だが、実際の所そんな訳ではなく、美しい金髪の美女が胸に
飛び込んでくる訳でもなく。黒い瞳の女の子と、意味ありげな
会話を交わすことも無い訳で、ただ漫然と携帯を睨みながら、
通り過ぎる若い女の姿態をものめずらしげに見つめるだけな
のだ。もしかすると、物欲しそうにみえているかもれない。

 駅前にCICという名のビルがあって、その地下にある人人と
いう店で飲んだのだが、最初の決意ビールだけでワインはや
めようという試みは、デカンタの出現で無残に敗北、白と赤を
飲んでしまう。予想通り悪酔い。気持ちが悪くなったので、二次
会をあきらめ、車に戻り仮眠を取る。一時間程眠って、ほろ酔
いになったらもう一軒どこかで飲もうと思ったが、気がつけば12
時を過ぎていた。まだ酔いが残っているので、歩いて家に帰る。
 やぁ、正解でした。警察が検問やってましたね。

 仮眠を取ったので、眠れない。風呂に入りたいが、この時刻
に風呂をやっている筈もなく、本を読んで時間をつぶす。
 ハメットのガラスの鍵読みました。血の収穫よりは、こちらの
方が私の好み。
 読み物としては、そこそこってもんじゃないですか。

 新作はなかなか始められない。女性のファッションに無知な私
は、登場人物に何を着せるかで悩む。あちこちインターネットで
婦人服関係をみるが、なにやらピンとこない。あの呪文のような
カタカナはなに?
 私にとってはSFより難しいです。

2001年9月23日(日) 晴れ
コットンクラブとビール
 いろいろバタバタしたのだが、新作書き下ろしの為の準備に入る。
その為資料を準備中。

 金沢の料亭というのは知りたいのだか、さすがにこれはどこから手
をつければいいのかみえないので、ちょっと保留。泉鏡花あたりに面
白そうな話しがないか当りをつけているが、これは私のカンが狂ってる
かなぁ。実際の料亭の資料も欲しいけど、料亭の雰囲気も欲しいので
ある。我ながら贅沢。でも、こればかりはちょっと行ってくるという訳にも
いかず。ひたすら悩むのである。

 とう言うことで、出来る所からという線で実地調査。まずジャズのバン
ド演奏ができるパブに足を運ぶ。名前はコットンクラブ。確かそんな名前
の映画があったのだが、私は見ていない。
 子供に隠れて11時ごろにこっそりと行く。いいお店でした。

 私はジャズのファンというのもおこがましい人間だし、歌舞音曲というの
は実に不調法で、よしあしをどうこう言えはしないのだが、それでも生バン
ド演奏素敵だと思いました。ホームページがあると言うことで、自分のホー
ムページとリンクする。酔った勢いというものは恐ろしい。酔っぱらってしま
う訳にもいかないので、ビールを頼むが、これがエビスであった。もう、贔屓
である。

 初回で行ったのに、最後に残った客は私だけになってしまい、ちょっと恐縮。
しかし、お店の従業員であった3人の美女に囲まれた気持ちは悪いものじゃ
なかったなぁ。

 もう一つはカクテルである。タイトルにどうしてもカクテルの名前をつけたい。
これが絶対譲れぬ条件なのだが、この世界は全然わからない訳で、いろいろ
と調査中。マルガリータと呼ばれるカクテルのエピソードが素敵なので、これに
しようかとおもいつついま一つ決まらない。ただこれにはいろいろバリエーション
があるらしく。見つけたのがフローズン・ブルー・マルガリータ。非常に華のある
名前だと思う。

 とりあえずこのカクテルにあたりをつけて調べているが、やっぱり飲んでみな
いとわからない。
 うむむ、飲むべきかなぁ、でもなぁ、テキラーベースだもんなぁ。絶対私出来上
がってしまうよなぁ。
 酒にびびるのは久しぶりの話しである。

 資料の一冊、長いお別れ読了。ふうん、こんな話しだったのか。いまひとつ動機
が見えないんだよなぁ。ハメットの血の収穫よりはおもしろかった。
 ただ、私の血が騒ぐという話しではない。

2001年9月17日(月) 晴れ
この先
 空が晴れている。
 どうも何をするも気が乗らない。
 Zさんの家から漫画を借りる。たくさん借りたのだが、
読む時間があるかどうか。
 SF大会からこっち、私は気が抜けてしまったようだ。
ある程度やることはやれたし、これでいいかなという気
持ちになっているせいなのだろう。
 SF大会についてひと言、初めて大会スタッフという体験
をしました。いろいろ新鮮な体験であった。ただ一番興
味深かったのは、若い頃をやっていた自分というものを
離れてというか、突き放して見れた事だと思う。確かに
懐かしい感触はあった、でもやはり、なにか覚めてきて
いる自分に気がつく。そのことについて、これから何度も
考える事になるだろう。それは、物を書くという自分のあ
りかたも含めて、これからどうするかを自分に問いかけ
る日々になる気がする。
 物を書く自分については、正直を言えば、もう一歩先へ
進みたいという気持ちが確かにある。ただ、その一歩が
自分の生活のバランスを崩す様な気がして怖い。愚かか
もしれない、臆病かもしれない、でも、自分がどうこうという
より自分の家族に迷惑が掛かるのが怖い。ただ、そこでう
じうじいうのは大人のやり方ではないから、もう少し時間の
配分を考えて、なんとか時間を絞り出すようにしたいと思う。
 それが出来なければ、すっぱりあきらめるべきじゃないか
なと言うのがいま強く感じている思いである。

2001年9月15日(土) 晴れ
無気力
 何も、する気が起きない。
 毎年この時期は気が乗らないのだが、今年は
アレルギーの検査があったせいか、いつもより酷
い。
 本は読む気がしないし、漫画は少しあきた。HP
の更新は気乗りがしないし、原稿はメチャメチャ
書けない。
 で何しているかと言えば、本を開いては閉じ、ま
た開くと言った日々。酒でも飲めば気が晴れるの
かも知れないが、そんな気にもなれない。ただ、ぼ
ーっとしている。
 朝晩と涼しくなり、まか熱いお茶が飲める様になっ
た。気分直しにハーブティを飲んでいるが、やはり
ぼーっとしている。
 テレビはアメリカのニュースで忙しいが、今はちょ
っとコメントしたくない気分。なにをするのもけだるい
よなぁ。
 理由は解っている。昨日は妻の命日。
 今日午後から、私は息子とともに墓参りに行くつもりだ。

2001年9月11日(火)
背中かゆい
 今日は会社お休み 薬物アレルギーの検査の為病院へ
行く。  じつに簡単なものであった。
 これから四日間風呂に入れない。そんな訳でなんとなく背
中痒いです。
 紅楼夢進まず。九月中に読了は無理。やはり最初の予定
どおり年内までかかりそう。
 菜の花改稿にチャレンジ、挫折。ぜんぜん頭閃きません。
 てな訳でばらばらな日々でした。

2001年9月3日(月) 晴れ
9月だ。
ついに9月に入った。
体も、どうやら復調。すこしづつまたHPも更新して
いかなければ。
いろいろ考えて、生活のペースを変更する事にした。
大量に時間を消費する事は不可能なので、短い時間
で継続的に集中する方法を模索している。
取り敢えず、読書の時間を作る。毎日30分紅楼夢を
読むのである。結構この30分をつくるのは苦痛であっ
た。でも、すこしづつ自分を変えないと、この先というの
が見えなくなってしまう。ときおり、先の長さにうんざりす
るが、そこで投げ出さないことも自分には必要な事なの
だろう。