ソビエト T−10 JS3スターリン

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T−10のキットについて

タミヤのT-10は20年以上前の古いキットです。
(私が小学生の頃に作ったことがあります。)
今年の4月にホームページで知り合った「東京のやまさん」から譲っていただきました。(^o^)
上の写真の左の箱絵がそれで、モーターライズ・シングルキットです。
キット自体はもっと古くからあり、初期のキットは1964/5年頃から出ています。
上の写真の中央と右が、初期のキットの箱絵で小松崎画伯のボックスアートです。
箱絵の写真は、旧キットに詳しい「まついさん」から頂きました。

これだけ古いキットとなると、キャタピラのゴムやスライドマークは使用できないものですが、
今回譲って頂いたキットは状態がよく、問題無く使用できました。(^o^)
東京のやまさんの保存状態のよさには驚かされました。

製作にあたっては

キットの外観には一切手を加えてありません。
さすがに、最近のキットに比べるとディテールの甘さはゆがめませんが、今まで大事に保存されていた東京のやまさんに敬意を表して、
キットの部品以外は一切使用しませんでした。
(それに、実際このキットをディテールアップしようとすると...........^^;;)
T−10のキットについて

転輪7個のうち両端を除いた5個にスプリングのサスがシャーシの底に付いています。
シャフトも力がかかる個所は鉄製です。
砲塔以外のハッチは開閉式です。モーターやギヤに油(シリコン)を塗るのが楽で良いですが見栄えはよくありません。(^^;;。
T−10の旧キットでは、赤外線ライトが点灯するようになっていましたが、途中で廃止されました。
今回は、ラジコンで点灯できるように麦球を組み込みました。
ついでに小さいほうのライトにも組み込んで、2灯共点灯できるようにしました。

メカの組み込み

工作シリーズのギヤーボックスの加工はシャフトのカットとサイドのねじ止めのカットだけです。
キャタピラの張りの調整が出来るように、ギヤボックスの底に穴をあけねじ切りし、シャーシの底からねじ止めしてあります。
駆動輪にはナットを熱して、埋め込んで、ギヤボックスのシャフトと固定しています。

前進・後進には古いサーボをばらして取り出したアンプを使用。
左右旋回(左右のモーターのON・OFF)にはスイッチを自作。
砲塔旋回用のモーターとアンプは小型サーボを分解して使用。
ライトの点灯にも小型サーボのアンプを使用(多少ですが、ライトコントロールできます。)
これらのメカは使いまわしができるように、すべてコネクタで接続してあります。
(こうしないと、キット作るごとにメカ代がかかって破産してしまう?....^^;)

感想?

やはりゴムキャタピラは外れやすい!!
特に方向転換した時など、キャタピラがずれてきます。
ずれてきた!と、思ったらバックして、キャタピラを元の位置に戻してやるテクニック?が必要です。^^;

ゴムキャタピラがある程度すべるくらい床がつるつるだといいのですが、そうでない時は床にシリコンスプレーをかけなければなりません.....^^;

あと、使用後はちゃんとゴムキャタピラをはずしておくことも忘れてはいけません。(伸びてしまいます。)

以上、これから作ろうと言う方は参考にしてください。(^^;)







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最終更新日1998.7.10