18.R/Cメカ用コンバットサウンドの製作
音と光だけ追加したい! 動くけれども音の出ないラジコン戦車....
例えば、タミヤの旧のキングタイガーや、バンダイの1/15シリーズ、
1/25のラジコンパンサーやそのDMDコントローラーだけを使って可動にしたラジコン戦車等..

それらの戦車に大砲音と機関銃の音を追加するには、「コンバットサウンドキット」500円を
使うのが手っ取り早い方法です。
「コンバットサウンドキット」は、タミヤの1/16フルオペレーションの大砲音・機関銃音に比べると
劣りますが、それでも、出ないよりはマシ(笑)、音量もスピーカーをキチンと固定したり
ボックスに入れれば、ある程度大きな音にもなります。しかも、低価格!(笑)

ただ、問題は、このキットはラジコン用では無いので、スイッチは自分で自作しないといけないのが面倒!
スイッチは、音の種類の切替と、音のオン・オフとの二種類の組み合わせをサーボを使ってON・OFF できるように....
さらに、発光させようと思うと、非常に複雑になってしまいます。

そこで、PICを使って、受信機の信号から直接コンバットサウンドを使って音を出す、
「RC用コンバットサウンド」を作ってみました。
回路図

仕様1
2chモード
音のスイッチにしたいチャンネルを受信機から基板に繋ぐだけ...という簡単仕様です。(笑)
電源も受信機から貰うので、別に電池を用意する必要はありません。
受信機から基板に繋いだチャンネルは、そのままスルーで出力しているので、そのチャンネルが
死んでしまったり、二股ケーブルを用意する必要はありません。

ただし、2chプロポでは、どちらかのチャンネルを音のスイッチと兼用させただけでは、走行中に
勝手に音が出てしまいます。
そこで、2chプロポ用に、プロポの前進後進スティックがセンター(停止中)だけ、左右スティックで
音が出るような、2chモードも搭載しました。
仕様2
スティック角度の設定
スティックをセンターからどの位倒すと音が出るか....これは、プロポや接続するチャンネルで変わるので、
使っているメカとチャンネルに合わせて、設定できる用にしました。
プログラム 実際に作ったプログラム→s001.asm

完成品

受信機・スピーカーやLEDの接続を、コネクタ式にして見ました。
基板のサイズは多少大きくなりましたが(31mm×33mm)、使い回しが出来ます(笑)
接続例

お売りします 実は、この基板は頼まれて作ったものなんです(笑)

価格は...下記の金額ですが....時間がある時しか作れませんので、納期は未定です..(^^ゞ
使用パーツ
オリジナル基板(材料費のみ) ×1 150円
PIC PIC16F84A-20P ×1 400円
ICソケット 18ピン ×1 35円
セラミック発信子 10MHz ×1 100円
電解コンデンサー10μF ×1 30円
セラミックコンデンサー0.1μF ×1 50円
抵抗 ×5 50円
発光ダイオード ×3 60円
コンバットサウンドキット(浦部中央製作所製) ×1 500円
小型スピーカー ×1 300円
受信機接続用 サーボコネクタ付きコード
(石井模型製サーボ延長コード)
×2 1200円
スイッチ ×1 130円
サーボ・アンプ接続ピン(ジャンパーピンを使用) ×1 100円
2Pコネクタ(LED・スピーカー接続用) ×3 105円
    材料費計 3210円
    材料費計(消費税込み) 3371円
製作費他
製作費用(プリント基板の製作・部品取り付け・テスト) 3・4時間 3000円
送料(定形外郵便) 200円
   販売価格 6500円

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更新日2003.6.30