イギリスM3グラントMk1

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[ギヤーの組み込み]

前回のシャーマン同様、ギヤーボックスをばらしてシャーシに直接ギヤーを組み込みました。
ドライブシャフトをギヤーハウジングの内部に組み込みました。
動輪を駆動するドライブシャフトは一番力のかかるカ所なので、シャフトを支えるワッシャーやハウジングのプラ部品は内側から粘度のある瞬間接着剤を盛りつけ硬化促進剤でガチガチに固めました。

軸受けには今回はじめて皿付きペアリングを使用しました。
ベアリングを組み込むサイドのギヤーハウジングは、M3グラントのキットではシャーシにモールドされているだけなので、削り落とし、M4シャーマンの初期型の余ったハウジングを使用しました。(M4シャーマン初期型にはサイドのギヤーハウジングが2セット入っている)

駆動輪のシャフトへの固定は、工作シリーズに付属のクランクの付け根を組み込み、イモネジで固定してます。


[砲塔旋回]
砲塔回転用には工作シリーズのNo.32「3段変速ギヤーボックス」を使用しました。
ギヤボックス用のモーターは小型の物を使用しています。
ギヤボックスはシャーシの天井に固定しました。

砲塔回転用シャフトと砲塔の取り付けは、砲塔の天井にサーボのホーン受けのギヤ(分解した444サーボから使用)を接着し、シャフトの先端にサーボホーンを裏返しに固定し差し込むようになっています。
シャフトのサーボホーンは上下からマウスパットで挟んで止めてあるので、手で回転させることも出来ます。
砲塔の底の穴が小さいので、今までのように大きなサーボーホーンでの回転が出来ないので、ここは苦労しました...(^_^)


[メカの配置]
今回走行用モーターと、砲塔旋回用モーターの制御にはアンプを使用しました。
砲塔旋回用はモデルクラフトの444サーボを分解、走行用はFutabaのS9201を分解しそれぞれアンプとポテンショメーターを取り出して使用しました。
(FutabaのS9201はラジコンヘリ用のサーボで、墜落し壊れていた物を再利用しました。 ^^;; )

走行用のモーターはFA130モーターを裏返しにしてシャーシに直接接着してあります。
(ちょうど主砲がモーターの上に位置するので、高さがぎりぎりだった。)

今回4ch受信機を使って、主砲の上下可動もします。
上下はシャーシの天井にサーボを貼り付け、ひもを引いて上下させています。


[感想?]
動かすと、キャタピラがサイドのスカートにすれてしまいます。^^;;

製作中に発覚し、サイドスカートを薄いプラバンに変えたり、内側を削ったりしましたが、まだ少しすれています。

とりあえず、走行には問題ありませんが、走行中にシャーシ上部(ボディ?)が3mmほど浮き上がってしまいます。^^;;

シャーシとボディとの固定方法が見つからず、現在ボディは乗せてあるだけです。^^;;


M3グラントのラジコン化は今回はじめてです。

外から見ると内部が広いので、簡単だろうと思ってましたが、メカの組み込みは結構難しかったです。
まだまだ内部の空間を有効に使ってないので、今一つ納得出来ない仕上がりになりました。
今年タミヤから再販になるようですから、機会があれば再度挑戦したいところです。








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最終更新日1998.5.7